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時間がないだけなの、これがマジックアワーなの


大学のラウンジでセブンのカフェラテを飲みながら、オンデマンド授業を受ける。

カフェラテがうますぎて話が入ってこない。

これは合法激安のシャブ。一杯180円。優しいおじさん(セブンの店長)が裏で絶対なんか粉入れてる。そのレベルでうまい。幸福指数バカ上がる。バカうまい。

そこで、気づく。


「最近note書いてないな」


前回noteを投稿してから、結構日にちが経ってしまった。毎日頭の片隅には「あ〜こんなこと書きたいな〜」と思っているのに。

なぜnoteを書けずにいたのか。


なぜなら、

大学生活が忙しすぎる


から。


新学期が始まってから、私の場合は正確にはコロナの自宅療養が明けてからというもの、(下の記事参照)

全てが突然フルスピードでスタートした。


自宅療養期間が明けてまだ6日しか経っていないのに、授業は1日最低3コマで対面多め、課題もそれなりにあって毎日こなすべきことがあり、バイトは塾と鰻屋の掛け持ちで内5日間勤務、鰻屋の方は始めたばかりでわからないことだらけ、よさこいサークルでは新しい演舞の振り入れ、新歓シーズンで昼はビラ配り、夜はズームでおしゃべり会、、


お家で本と映画を嗜み、気が向くままにnoteを書いていた私の充実スローライフおでぃや、、(唐突な韓国語)

自宅療養期間で、健康で文化的な生活とはなんたるかを知ってしまった今、普通の大学生活がとっても忙しく思えてしまう。

家にいたときは、「早く外出たい、飽きた、遊びてぇ」ってほざいてたのに。遊んでる友達のインスタ見て鬱だったのにねぇ。


1日一冊本を読んでいたあの頃に戻りたい、、
せめて1Q84を最後まで読み切りたい。いま5巻目の最初やねん、、早く最後まで読みたいねん、、
そろそろブラピ不足な気もするから映画も見たいし、、


とまあ、そんなことを思ったりもしてしまうけど、別に大学が嫌なわけではなくて、なんだかんだ大学生活も楽しいもの。

メディアの授業では、現役の新聞記者の方のお話が聞けたり、日本経済史の授業で日本経済の成り立ちが学べたり、新しいことが知れて考えが深まるのは楽しい。全部自分の興味のあることだし。


極限まで疲れるけど、こうやってそれなりに刺激もある。やっぱり今が人生のマジックアワーなのかもなと思ったりもする。(参考:映画『明け方の若者たち』北村匠海が優勝している映画なのでみなさんぜひ)


頑張って大学で学びたい気持ちもあるし、バイトをたくさんしてお金稼ぎまくりたい気持ちもあるし、サークルに心血注いで輝きたい気持ちもあるし、友達と遊び呆けたい気持ちもあるし、まあそりゃこんだけの「気持ち」を持っていれば疲れるのも当然。


やっぱり大学生って忙しい。

ただ忙しいんじゃなくて、

忙しい楽しい辛い眠い休みたい遊びたい遊んでる楽しい忙しい疲れた楽しい

という感じ。

生きていればずっとこんなもんなのかもしれない。


2020年、緊急事態宣言の下で全国的に外出自粛が呼びかけられた際には、本屋の売上がかなり伸びたと聞いた。

昨今「活字離れしとる!全然みんな本読まん!!」と叫ばれている。たしかに本を読みたいと思ってる人の数は減ってるのかもしれないけど、でもきっと本を読みたいと思っている人も、読めていない。なぜなら、忙しいから。

大学生に限ることなく、今の時代を生きる人はみんな忙しくて、時間が足りない。そんな気がする。


コロナに罹患してから、日々のせわしなさに気づいてこんなふうに書くのは不謹慎だけれど、束の間のスローライフによって、一層普段の生活の密度の濃さが感じられたのは本当だ。

明日はまた1限から授業。暇な時間はスマホを見ないで1Q84読破に捧げよう。

電車の中で書いたらなんだかまとまらない文章ですが、悪しからず。


余談だけど、セブンのカフェラテちょっと前までホット頼んでたのに、今は完全にアイス。季節の移ろいを感じちゃうね。




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