大連の茹で餃子

蒲田御三家と縁のある店に行った話

こんばんは。懲りることなく寧ろどんどんハマって毎日のように餃子を食べています。きょん です。

言わずもがな東京の餃子の聖地といえば蒲田。羽根つき餃子発祥の地です。

以前に蒲田の餃子御三家へ、3店舗全て行って餃子を食べたと書きました。
ニーハオを創業した長男に倣って、兄弟が次々とオープンして、次第に御三家と呼ばれるようになりました。

御三家ではないですが、もう1つ四男が営んでいるお店もあるということで行ってきました。それは蒲田駅ではなく、お隣の大森駅にありました。

大森駅には繁華街とオフィス街がある賑やかな東口と、静かな高級住宅街の西口があります。同じ駅なのに全然雰囲気が違うので、驚きました。

そんな静かな西口から路地を入っていき、小学校の隣を真っ直ぐ歩いていくと、突如現れる赤い店の看板。それが今回の目的のお店でした。

大連
たいれん と読みます。
東京都大田区山王1-25-14
大森駅の中でも一番近いのは北口でした。
11:30〜14:00、17:00〜22:00
火曜日定休

平日も夜に自分が入店してから、次々とお客さんが入ってきて満席に。タイミングが良かったです。
四男オーナーの八木さんと、オーダーを取ってくれる奥さん。仲良く夫婦で営んでいます。

豚肉茹で餃子 10個530円


湯気がもうもうと出ていて熱々かと思いきや、口に入れるとホクホクして食べやすかったです。
豚肉の味をしっかり感じつつ、野菜のシャキっとした食感を楽しみつつ甘さもほんのりあります。強く主張せず控えめなんだけれど、皮ではなく肉がぎゅっと味を包み込むような感覚は初めてでした。美味しい。何個でも食べられるようなツルっとした皮も良いです。
オーナーおすすめは酢ラー油だと後から知りました。何もつけなくても充分満足していたので次回試してみます。


焼き餃子 7個370円


羽根つき餃子が売りのはずが、偶然ほとんど見当たらず・・(笑)
羽根にもパリッと感を出すために片栗粉を使用し、鶏ガラスープという隠し味があるのだとか!これは羽根がなかったのは残念でした。次回リベンジします。

焼き目の香ばしさを感じてから、そのままいただきます。
肉汁が溢れないのに、肉のジューシーさはしっかりとあって、白菜と玉ねぎなどの野菜を包み込んで味わう感覚。素晴らしい。すきです。
この香ばしさの秘密はねぎ油で焼いているからだそうです。雑誌で書いてあった通りだ。


特製激辛蒸し餃子 10個680円


手書きの紙には”大辣辣”と書かれており、かなり覚悟して挑みました。本場大連で作っていた辛い餃子を日本にある食材でアレンジして提供しているものです。
出てきた時の色味。既に赤色とほんのり緑色が透けて見えて少し怖気付きました。笑
唐辛子とピーマンがっつり入っていて、辛いものが苦手な人には厳しいだろうけれど、平気な人にはピリ辛で美味い。ビールが進む良い辛さでした。美味しい。クセになってどんどん餃子もビールも進みました。


西口からだと駅から10分ほどかかりますが、この餃子に出会えると思うと、その距離も行きはわくわく楽しみに、帰りは味を振り返るのに良い時間です。
大満足でした。正直御三家よりも、この大連が一番餃子の味が好みです。
タレをつけることを忘れるほど、餃子そのものに夢中になったのも初めての経験でした。

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