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展示鑑賞録♯13ケリス・ウィン・エヴァンス展タカ・イシイギャラリー4/1

初日だったらしく、ルイナールのシャンパンを一杯いただき、とても満足している。ラッキー!!!
シックで清潔感がありモダンな部屋に木とネオンが置かれとてもかっこいい空間だった。
ケリスウィンエヴァンスのことを元から知っていたわけではなく、ただ人に連れられ入っただけで、時間も限られていたのでゆっくりは観ていない。
そのモチーフと空間の使い方が上手で後からインスタレーションと聞いて納得だった。
 はじめは草木のアーティストの方がカッコよく展示されているのかなと思ったが、どうやら違うらしい。
後から調べたところ、1958にウェールズのスラリネで生まれ、現在は活動拠点をロンドンにしているらしい。文学、美術、天文、物理、など幅広い関心を寄せ、着想を得、制作しているらしい。
それら情報伝達手段を彼はテキスト、記号、イメージ、光、音などを運ぶ器として捉えた時に、その器としたものを別の形態の器に移し替えることで本家では現れなかった背後の美しさをそれにより引き出しているらしい。和歌の「本歌取り」のように。
私はその言い方がよく分からない。その、前の器で現れなかった美しさって言ってるけど彼がその美しさを感じている時点で既に現れていることになるよなあ、、。感じ方捉え方に人それぞれ違いがあるだけで。
だからそう言うよりも、前の器で彼なりに感じた美しさを、彼が作った彼なりの器に移し替えることでその感覚を表現している、ということで良いのでは? 彼の作品をよく知っているわけでもないからもっと知ったら言ってることも変わるかもしれないが。

ただ残念ながら私は知識が乏しく、それをパッとみただけで彼が何を言いたいのか分からなかった。
だから私は彼と深いコミョニケーションはできなかったがそれはそれでまあいいだろう。なんかかっこいい空間だったなあ、と。
無機質な空間に絶妙な感覚で置かれた有機質の木。モノトーンの空間に葉の緑の差し色が美しく。対比のようなネオンの英文と側に置かれた松。松はゆっくり電力により回転し、僅かな流れを作る。
あんな主張の強い英文2行くらい読んでおけばよかったなあ。私にとって記号すぎて、、。反省!


私がみたこっちのところはメインではないらしく、どっか別の建物でメインの展示をしているらしい。そこにはもっとちゃんと色々あるらしい。(おそらく草月会館一階石庭「天国」)
特別協賛がロエベでその他協賛にルイナールと草月がいるみたい、、。だからシャンパン頂けたのね


ウェールズイギリス綺麗な街


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