もうすぐ退職するベルギー人同僚とランチに出かけた。

ネパール人のカレー屋さんでご馳走になったので、そのお礼にランチを計画していたのがのびのびになっていたのだ。

実家近くにある隠れ家風のカフェ。
普通の家(いや普通じゃないかも)で、基本的におじさん2人が運営している。ランチは完全予約制で、メニューはお任せ。

エントランスの階段を上がると、二階が玄関になっていて玄関で靴を脱いで上がるスタイル。そこはにはすぐに階段があり、今度は一階に降りて行く。そして、リビングにはゆったりとテーブルが配置されているのです。

少し早めに着いたので、駐車場の脇のキッチンガーデンを見て、坂道を下って海まで行く。お天気だとホントにいい景色なんだけどー、残念な曇り空。

カフェの駐車場に戻ると、窓からおじさん2人がこちらを見ていて名前を呼ぶ、行ってみたら今日のランチタイムのお客さんはわたしたち2人だけでした。

これはトラディショナルな日本食なのか？と聞かれたけど、とても丁寧に作られた家庭料理だよ。と答えた。写真撮ってた。
なんでお箸使うの上手なの？あ、中国にいたからかな？と聞くと。お母さんが日本食が好きで、ベルギーのジャパニーズレストランにはよく行っていたんだよ。日本食は世界中どこでも人気で、ちょっと高級なイメージなんだよ。と。

帰りに、時間があるなら日本庭園に寄りたいのだけど、と言うとオッケー、そこに行こう。
と。

子供の頃には遠足で、会社員の時には職場のお花見で何度も行ったことがあるのだけど、大人になって改めて見るととてもきれい。

入り口で地図をもらって、細い道をくねくね歩く。池があれば覗き込んで、鯉と亀を眺める。
売店で鯉の餌を買って餌やりをする。これも何十年ぶりかなのだけど、とても楽しかったのでした。

僕はいつも背中を押す人になるからね。
チャレンジする人でいてね。と言われた。