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ピザ

同僚のベルギー人のお父さんはイタリア人なので「僕はピザにはうるさいんだ」と言っていました。

先週、一緒に行った産直の帰り道、信号待ちの時に右をみたらピザのお店がありました。
店の前には薪が積んであるし、ガラスの奥には大きなオープンも見える。そして、イタリア語の店名の意味はハートビート「このお店のピザは絶対に美味しいと思うよ」と言うので、早速予約をして行って来ました。

お昼に用事があって同僚に会ったら、楽しみ過ぎてピザの夢を見た。と言っていたし、用事の後は、君はこの後でランチ食べる?僕は夜に備えてランチはスキップするね。と、とにかく楽しみにしていたのだ。

アンティパストは、タコのマリネと生ハム。(名前を忘れた)2種類のピザをシェア。タコの調理方法のせいか、日本のタコと触覚が全然違う。
ベルギー人はひと口食べて「ここのオーナーはイタリア人かもしれない。」と言っていたので、スタッフさんに聞いてみたら、気持ちはイタリア人の普通の地元の人でした。

生ハムを食べていたらワインが飲みたい気持ちになったのだけど、車だったので、また今度。

彼がイタリア人の友達に写真を撮って送ったら、すぐに電話が掛かって来た。でも、会話はフランス語なんだよね。最後はチャオ。だったけど。

ピザの食感はチューイで、トマトソースはフレッシュで美味しかったのでした。
ドルチェも完璧で、これは作るのが難しいんだよ。と説明を受けながら完食。
Good dayだね。と言うといや、Great dayだよ。と言い直してた。
ここのオーナーの奥さんはイタリア人かも?と言ってた。

一緒に働いたこの10ヶ月の中で、1番ハッピーな顔をしていました。

で、退職しようと思ったのはいつなの?働き出してすぐ?と聞くと、ちょっと言葉を濁していたので、ハロウィーンの後?って聞いたら、その頃かも?と答えた。

住民票やら、銀行口座の開設やらで何度も手を煩わせたし、すぐに辞めちゃうのはまずいかな?と思いながら働いていたそうでした。お気遣いありがとう。

閉店時間が来て、レジに行くとオーナーご夫妻がいて(奥様も日本人でした)食事のお礼を言って帰りました。お休みの言葉に添えるSogni d'oro(ソンニ ド ォーロ)を思い出しながら言うと、同僚にずいぶんロマンティックな言葉を知っているんだね。と驚かれた。これはテレビドラマで覚えたのだ。「黄金の夢を」という意味だそうで、確かにロマンテックですな。

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