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【インド】ガンジス川を見にヴァラナシに行ってみた【2023年6月】

こんばんは。
ガンジス川を見にインドのヴァラナシに行ってみました。

準備編は今回別記事にて書きましたので省略です。

ヴァラナシって?

ヴァラナシは英語だとVaranasi。カタカナだとワラナシ、バラナシ、ワーラーナシーなどと様々な表記方法があります。ちなみにかつては英語風にベナレスと呼ばれていたらしい。

場所はここ。インドの真ん中ちょい右くらいの内陸部です。

ガンジス川沿いに街が形成されており、ヒンドゥー教最大の聖地の一つであるため、インド中からヒンドゥー教の巡礼者や観光客が集まります。

特に川に沿って建てられた「ガート」の前で沐浴をしたり、死者の火葬をしたりしています。最もインドらしいインドが見られる場所の一つだと思います。

詳しくはWikipediaをどうぞ

ヴァラナシには2泊3日の予定。では行きましょうー!

バンコクからヴァラナシへ

タイ/バンコクからインドに向かいます。初インド。

バンコクからヴァラナシは、コルカタを経由します。
・バンコク→コルカタ IndiGo 02:40-03:45
・コルカタ→ヴァラナシ IndiGo 12:35-13:50
現地時間AM03:45着なので、コルカタの空港でトランジット兼仮眠をすることにします。

バンコク・スワンナプーム空港でチェックイン。IndigoはインドのLCC(インド最大シェア)です。
チェックイン凄く並んでました。2枚の搭乗券を貰います。

周りはインド人ばかり。
充電をしたりしながら待ちつつ搭乗。

深夜発深夜着の、ANA風に言うとギャラクシーフライトなのでみんな即座に爆睡です。CAさんもサービス精神は皆無で、着陸前の背もたれ戻しは声かけもせず強制的にガンガン戻していきます。いや、もはや気持ち良いわ。

コルカタの空港に着陸。暗い。

コルカタで入国。機内ではくれなかった入国カードを書き、印刷していたe-Visaを渡すと入国させてくれました。

インドの空港は搭乗券を持つ人しか空港内には入れないようで、空港のドア外にタクシーの運転手が待っています。朝4時ですが。。

犬は寝ています。

出発階に行き、搭乗券を見せてターミナルに入ります。

さて、寝ますかーと思いベンチを探しますが、どこもひじ掛け付きのいわゆる優しくないベンチ(横に寝ころべない)。うむむ。

搭乗ゲートの前でこんな姿勢で飛行機を見ながらうたた寝します。
通路もなく飛行機見やすいので、好きな人には最高の環境だと思います!笑

奥のはブータン航空。珍しい。

ここから約7時間待ち。さすがに待ちくたびれた頃にやっと自分の番の搭乗です。

1時間ちょっとなので、離陸→すぐに着陸という感じ。ヴァラナシの空港に着きました。
iPhoneの気温表示が42℃…まじか。。

ロビーを出た瞬間の経験したことのない熱気。。
これは無理だ、と思い、観念してUberを呼びます。

熱気の中で、「タクシー?タクシー?」と話しかけてくるおっちゃんたち…。さらには「Uber?」と言ってくる偽Uberまで。
何とか本物の運転手さんが迎えに来てくれ、乗り込みます。
スズキのスイフト。インドはスズキ多いらしいですね。

クーラーは快適じゃ。1時間ばかしで市内中心部へ。
自転車こいでる人とかおるやん…。

車が入れるぎりぎりのところで降ろされ、そこから旧市街を歩いて10分ほど。暑すぎます。が、出歩いている人も多い。ホテルどこ・・?

ホテルを探し当てると、電気の調子が悪くて今は明かりも冷房もつかない、とのことで真っ暗。部屋に入り水が出ることだけは確認してとりあえず荷物を置きます。水1Lくれた。

ヴァラナシ散策とプージャを見る

何か食べるかーとのことでとりあえず身軽になって水のボトルを持ち、外出。

おお、川だ!

ホテルのすぐそばが川でした。これがガンジス川かー。

うろうろしつつ、ラッシー。

ロッティとピカール。(少し違うけど、ナンとカレーみたいなもん)

川の周りを散策。じゃぶじゃぶ川に入ってますね。これ沐浴ですかね。単に水遊びしているだけにも見えるw

だんだんと日が落ちてきて、川沿いに人が集まってきました。
演台が準備されて、何やらイベントが始まります。

私も隙間に座りますが、次から次へと人が集まってきて、まだ40℃はあるのでとにかく暑い!!水を飲みまくります。早くも2L消費w

毎日日没後に行われる、プージャというイベントのようでした。

皆さん汗をだらだら流しながらぎゅうぎゅう詰めの状態でショーを見ます。

隣の人は西の方(忘れたw)から、後ろの人はムンバイから来ているとのことで、皆さんインド国内の旅行者なんですね。
お前はどこから?Japan!フォトグラファーなの?セルフィ―撮ろうぜ!
みたいにノリはとても良いです。楽しいが、暑いw

1時間ほどショーを見て、解散です。

帰り道に、ドーサというカレーに浸して食べるクレープみたいなものを食べます。50ルピー。100円弱なので物価は安いですね。

暑いのと寝不足なので速攻で寝ました。流石に暑すぎてクーラー付きの部屋に変えました。笑

ヴァラナシのガートを見て回ります

ガンジス川沿いに「ガート」と呼ばれる、港湾施設兼宗教施設みたいなものが立ち並んでいます。人がたくさんいるところからあまりそうでないところまで歩いて見て回ります。

この辺に立ち並んでいます

各ガートのお写真を。

横に座ってたお兄さんの背中

一番ある意味有名かつ重要なのは「マニカルニカーガート」というところで、亡くなった方の遺体を燃やしている火葬場のガートです。

ここでは24時間365日、インド中から集まったご遺体を火葬し、灰をガンジス川に流します。
周辺から色とりどりの布に包まれたご遺体が担架でどんどんと運ばれ、このガートで焼かれ、川に流される、その過程を全てその場で誰もが見ることが出来ます。この周辺には死を待つヒンドゥー教徒さえ集まっていると言います。

「見た者の死生観を変える」と言われるほどこの土地独特の風景です。

本当は写真だめです
燃やす用の薪が積まれています

公衆衛生の面からこの火葬場を別の場所に移すことも近年検討されたらしいのですが、「ただ火葬場があるのではなく、この火葬場のためにこの街がある」と言われるほど重要な宗教的な施設であり、現在も昔のスタイルのまま火葬が行われています。

※親切なお兄さんが(頼んでないのに)丁寧に解説して下さってありがたかったのですが、その後建物の中のPoor Peopleのところに行こうと言われました。行ったら最後強制寄付をするまで返してもらえないやつだ、と思い行きませんでした。元々それ目的と思われます。拒否したらかなり悪態をつかれました、ご注意くださいませ・・。
※また写真撮影はNGです。目の前でインド人が撮っていたのでしれっと遠目で撮りましたが、近くでの撮影はトラブルになるらしいのでご注意を。

チャイやラッシーで休憩からの夕食

とにかく暑いので、補給はふんだんにします。

ラッシーのお店。マンゴーアップルみたいなやつで美味しかった。

チャイ。

どこの方々も大変人懐っこく、どこから来たの?仕事は?一人?と質問してきます。

中には最終的に「実はお土産屋さんをやっててねー」みたいな巧妙な客引きがいるので面倒ではあるのですが。笑

夕食は冷房有りのところでなければ死ぬと思い、レストランでビリヤニを食べました。美味しかった。

このお皿の上で混ぜて食べます

朝の風景を見て、空港。そしてデリーへ。

3日目の朝。今日はデリーに向かいます。
朝方、少し中心地から離れたガートへ。ここは人が多すぎず、だだっ広い風景の中で沐浴しています。綺麗ですね。

お荷物をまとめて、車が拾えるところまで歩きます。
ヴァラナシの旧市街ともお別れです。ごはんを食べて、Uberを呼び、空港へ。

渋滞を避けるためか、裏道のようなところを通っていきます。

いまにも崩れそうな廃墟のような建物に、洗濯物がかかっています。
この国の貧困の深さを感じます。

空港に到着。涼しいターミナルビルに入ります。
初めて日本人を見かけました。

ヴァラナシ→デリー Vistara 15:20-17:00

Vistaraというタタ財閥系の航空会社です。
1時間半くらいでデリーへ。デリーの空港、めっちゃデカい。そして都会だ…。

デリーの空港からUberに乗ります。なんとUber専用のパーキングエリアがあります。大きすぎ。

空港近くのホテルへ。
Booking.comで予約済でしたが、「その価格では泊まれない、追加のお金を払え」という無茶苦茶を言われ喧嘩した結果、多少言い値から値下げした価格で妥結。なんなんだ。。

明日は早朝に空港に行くのでまぁこれでもいっか、ということでさっさと寝ます。

近くの薬局でダイアモックスという高山病の薬を買いました。150ルピーくらいだった気がする。(忘れたので違ったらスミマセン)

ヴァラナシ(&デリー)編は終了。次はラダックの記事です~

ご両親と旅行で来ていたらしい少年
一緒にチャイを飲んだ謎のおっちゃん
ラッシー飲んでたらいきなりinstgramを聞いてきた青年
八百屋さん

撮った写真はInstagramで公開しています/これからしていきます!
よろしければご覧ください!