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納戸で眠っていた「君」へ

3月31日(水)

どうしても実家に帰らなくてはならず帰省。自室の納戸で眠っていた荷物を実に10年ぶりくらいに開けました。

そこにはかつて日常の一部だった教科書やノート、模試の結果や写真たちが勢揃い。

「懐かしいなぁ…」なんて人並みなことを思いながらペラペラめくっていると、ノートに気になるメモが…

「おしい!ここは使役のmakeだよ」
「very good!」
「続きはまた次回ね、頑張ろ!」
「ばきお君、いつも頑張ってるね!きっと合格するよ!」

などなど…
英語の問題を解いたと思われる解答の隣に赤字で誰かのメッセージが。。。
字的に女の子。問題のレベルからして中学時代。そこまでは把握できた。

…が、「この子に関して全く記憶にない」
僕は本当に冷たい人間です(´;ω;`)
メッセージ量からみてかなり世話になったようなのに。。。なに?僕はもしかして記憶喪失なの?それとも無意識の多重人格?異世界住人なのか??

結局、最後まで思い出せず。自己嫌悪に苛まれて終わり。でもね、1つ気づいたこともあるの。「僕って、思ったより人から優しくしてもらってたんだな」って。

割とボッチな性格だと自覚してた。そんな昔の僕に他人の息づかいがあったのが意外で…。1人じゃなかったんだって。自分事なのに内心ほっとした僕がいました。僕もこの子にメッセージ書きたい(´・ω・`)

名前も顔もわからない「君」へ。

何もかも思い出せずにごめんなさい。いっぱい優しくしてくれてありがとう。20年近く経っちゃったけど、とても元気づけられたよ😊
僕のリアクションが全く書かれていないからわからないけど、当時の僕もきっと嬉しかったはずだよ。もし心当たり無くても、あの頃の僕は女の子との会話が恥ずかしかっただけだと思うの。お茶目なだけだから許してね🙇‍♀️
どうか「君」も。自分の物語で最高のハッピーを掴んでいますように(o^^o)

でもこれで実は相手が男子だったらウケるなー🤣w

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