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父の還暦祝い

父が1月に、めでたく60歳を迎えました。

還暦祝いをするにあたって、どうやってお祝いをするか、結構前から悩んでいたことは、以前記事にした通りです。

母とサシでランチに行って、近場でもいいので旅行に行きたいとなり、「じゃあ12月までに宿を抑えたいから、一応父の意向と祖父母の意向も聞いておいて」と頼んでおいたにもかかわらず、一向に連絡がありませんでした。

乗り気ではなかったようで。

結局、正月明けになって、近場で食事会をすることが決まったのでした。

慶事に適した和食屋を、職場の人や友人に聞いてリサーチし予約したり、妹と父の休みの都合で日取りを調整したり、プレゼントを用意したり、ばたばたでした。

最初うなぎがメインの割烹やにしようとしたら、妹がうなぎ食べれないと言ったり、7000円くらいのお店を提案したら、母に高いとダメ出しされたり…

「お金は私が払うから高くたっていいじゃん…」
と文句を言ったら、ご飯代は母が出すからプレゼントは用意してくれとのこと。ちょっと不満。

還暦祝い食事会の会場は、5000円の懐石コースのある、地元の市街地の和食屋に決定しました。

あとはプレゼントを買いに行くだけだな、となった時に、祖父母がインフルエンザに罹患。タイミング悪。

治ったものの、祖母は体力がかなり落ち、食欲も無くなったようで開催が危ぶまれましたが、なんとか直前になり車椅子でなら外出できるまで回復。

急遽、お店に車椅子でも対応可能か問い合わせる。靴のまま入れる椅子席なので車椅子もOKとのこと。さすが慶事法事でよく利用されるだけある。

そして当日、17時30分から無事食事会を開催。

懐石コース

お酒は誰も飲まず、挨拶は私が「60歳おめでとう御座います」と言っただけの、ただ豪華なご飯を黙々と食べるだけの会でしたが、満足してもらえたようでよかったです。

お造り

これからの人生の抱負でも喋ってもらえばよかったのかも。

プレゼントは、高級旅館のカタログギフトを用意したかったのですが、あと最低5年は退職させてもらえなそうな多忙の父と、独立起業準備中の母は旅行に行く暇がないと却下されました。

旅行は無理やり連れて行かない限り難しそうです。

デザートが出てきたタイミングで、父にはラッピングしたプレゼントを渡しました。

岐阜市で買ってきた「真っ赤なスウェット」
赤いちゃんちゃんこは要らないと言っていましたが、ほんとに赤い服を貰うとは思ってなかったようで。

着てくれるかは微妙ですが、家にいるときくらいは着てもらいたいものです。

スウェットの他に、フライフィッシングの毛針柄のベルトもプレゼントしました。

帰りがけ、母が集合写真とか撮らないの?と提案。父がめずらしく、全員が揃う機会は今後めったにないので撮ろうと口にしましたので、お店の女将さんに頼んで集合写真を撮りました。
私の結婚式ぶりです。(その時もそんなことを言っていたような…)

次に集合写真を撮るときは、母の還暦祝いか、妹の結婚式か(まだ先のようですが)、病気や事故なく、父母はもちろん祖父母にも長生きしてもらいたいものです。

おわり

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