I have a dream. 〜 中学の英語の授業で暗記したキング牧師の演説。 今でもまだ覚えている。 I have a dream. 私はこの言葉が好きだ。
私の「今」はたぶん貴重。 病気に向かっていった約20年と、闘病約20年。 そして「今」。 毎日、たくさんの新鮮がある。 朝を迎えられること。 秋の空気が気持ち良いこと。 夕日が美しいこと。 交わす言葉。 自由に動き回れること。 眠ろうと思えること。 回ったことのない歯車が一斉に動き出した。 私は今ここに生きていることが、 この上なく嬉しい。 たまらなく嬉しい。 嬉しさが溢れてくる。 大草原に到達したような感激の嬉しさ。 こんな気持ち、 どんどん過去になって、 日々の
父がノコギリで何かを切っている。 また何か思いついたのだろう。 廃材で生活雑貨を作り上げていく父。 そのマインドは私にも受け繋がれていて、 私も廃材をなかなか捨てられない。 そして、 その廃材から快適空間を作り上げるニンマリの達成感。 何かわからないけれどアレコレ考え、切り、せわしなく動き回っている父。 私はこのよくわからない音に育てられ、 今となってはこの音達がたまらなく愛おしい。 やられたなぁ。とすごく思う。
私の手のひらは、 お風呂に入って、お湯に浸かると、 母の匂いがする。 こんな遺伝があるのかどうか聞いたこともないけれど、 ある時、気付いた。 同じ匂いなことに。 ありがとう 私はこの手で、 大切な人を守っていきたい。
私は優先順位がつけるのが苦手。 生き方というか過ごし方が下手。 普段は人との距離感がすごく近いのに、時々 、遠慮し過ぎてあっという間に距離感不明になる。 毎日外に出たいのに、どうしても出れなくなる。 心の埋め合わせを食べ物にしてしまう。 だけど思う。 これ、大いに私らしい。 下手過ぎて困るけど、ぜんぶ、私の集大成。 キラキラと大らかに前向きに、そして、サラサラとしなやかに凛と生きてみたいけれど… いいの。 吸える空気があって、父がいる。 スマホもある。 十分だ。 私
大好きな大好きなお母さんへ わたしはここで幸せだよ
友達との約束に意気揚々と自転車で40分。 電車が面倒。 自転車がいい。自転車が楽しい。 21年間、 3ヶ月前まで、 移動手段は誰かが運転してくれる車だったけど、好転した。
父が誰かと話をしている。 迎えに行って、どこかに行くらしい。 せわしなく動き回っている父が愛おしい。 でも、何処に行くかぐらいは言ってほしいw
おはようと言う。 おぅおはようと返ってくる。 父とのやりとり一つ一つがこの上なく嬉しい。 当たり前じゃなかったから。 父娘、親子、家族の新しい色塗りの1ページ。🍁
また、この景色を見られるとは… 全くもって思っていませんでした。 21年前の秋、私は突然、精神病になりました。 1ヶ月後、今は亡き母が、公園に私を連れ出してくれました。 少しでも良くなればと。 けれど、願いとは裏腹、当初3ヶ月と言われた症状は治らず、 1年経ち、2年と経ち、3年経っても治らず、 5年。 そして、10年 15年。 20年と過ぎ…。 もう治らないと思っていました。 学生の頃に抱いた夢も… 諦めないけれど、 小さな形でしか叶わない。 一生付き合ってい
眠い。 眠すぎる。。 けれど、私は今どうしたら良いのかわからない。 眠さを感じる事も、眠りを欲する事も、21年どころかそれ以上長く、なかったことだから。 好転を受けて、朝起きれるようになったら、夜は眠りたくなってしまった。 生活のバランスはとれていないけれど、そのうちとれるようになると信じ、 おやすみなさい。 (ドキドキする。)
10月最終日。 今月が終わること。来月が間近なこと。 どちらも嬉しく感じる。 カレンダーが嫌いじゃない。 こんなふうに感じられるなんて、思いもしなかった。
日常が変わった。 朝起きれるようになった。 今日もここから生きてゆく。
明けても、手探りw 大丈夫って言い聞かせる。
優先順位がつけられないっ！！ 夜の過ごし方がヘタ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
精神病。 まだまだ続くと思っていた闘病が、好転の時を迎えた。 21年が明けた。 嬉しい。とても嬉しい。 それはそれはとてつもなく嬉しい。 だけど… 私、ここからどう生きていこう ？！
