日中は陽射しがきつい日もあるけれど、朝夜はだいぶ冷えるようになった。駅ですれ違う人達が当たり前みたいな顔して長袖を着ているのを見て、すぐ出せるところにしまっていたのか、取り急ぎ新しく買ったのか、衣替えが必要じゃないくらいに少ない服に抑えているのか、もうきっと会うことは無いのに、そんなことが気になる。コンビニにおでんが出始めて、気を抜いたら急に一段と冷える日がくるのだろう。

秋、冬、春は夏に比べたら好きなので、冷えてくると本当に毎日が嬉しくて仕方がない。無駄に外に出たくなる。とはいえども休日の渋谷は人がいすぎるので夜になってからだ。もしくは早朝。朝5時でも横断歩道に15人くらい人が居る。孤独で死にたくなる人はこの辺りに越してくると良いと思う。

9月に差し掛かった頃から、セブンイレブンのアイスコーナーに　商品開発の鬼、セブンイレブン様の「まるで○○シリーズ」のアイスにはほんと毎度驚かされる。初めて見た時は桃とスイカで、なんとなく氷菓と相性が良さそうな食感そうな感じでイメージがついたけど、芋とアイスって基本的にバニラベースなイメージだったので、乳白色じゃない、透け感のある、蜜芋アイスとはいったいどんな食感なのか、どんな味なのか、想像を膨らませて購入した。

一口目から驚き。歯触りが、シャリっとするのかと思えば、ムチッとした芋。若干の澱粉質も嫌な感じではない。芋ならではの甘味が口の中でひんやりと広がる。

ふかし芋を凍らせてもこう心地良い食感には凍らない。カチカチになるし、下手に解凍すれば繊維質と水分が分離したりして食感を損なう。そもそも蒸したてでもホクホクムチムチになるのは難しかったりする。

ひんやりしてるので残暑の中食べてほてるからだを冷やしても良いだろうし、もう少し寒くなったらこたつで食べるのも良さそう。ぜひお近くにあったらお召し上がりいただきたい一品。