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手のひらで気を感じる方法【気功のやり方】

手のひらで気を感じる方法を、上手くいくやり方や、コツを含めて解説します。気功をはじめる時に、一番重要となるのが手のひらです。

なぜなら、手のひらが一番気を感じやすいからです。気功を行うには、気を感じないといけません。気を感じなければ、気は存在しないのと一緒です。


また、気を感じないと気を増幅できません。そのため、気功法を行っても、気を感じられないと効果の程はイマイチです。

この記事では、「気功における手のひらの重要性」そして、「手のひらで気を感じる方法」について執筆します。

手のひらの重要性【気功のやり方】

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手には沢山の神経が張り巡らされているので、とても敏感です。そのため、手は一番気を感じやすい場所です。

また、手のひらは、気が一番放出される場所でもあります。体内の気道の圧力を一定に保つために、余った気は手から放出されます。

ですから、手のひらと手のひらを向かい合わせれば、それだけで気功です。手のひらを向かい合わせる事で、外に出て行く気の量が減ります。

そして、気は波動ですので、手のひらを向かい合わせれば、波動と波動がぶつかって波動が大きくなります。それだけで、体内の気道の圧力が上がっていきます。

また、手のひらや手の指は、それぞれ、腎、肝、脾、肺、心、の五行に通じています。つまり、手を通して各臓器に影響を与える事ができます。

ですから、気功を行うには、手を育てていく事が大切です。

この世のすべては、振動するひものような、素粒子という物質でできています。人間も分解していくと、素粒子の塊です。

気も素粒子ですし、空気も素粒子です。ですので、素粒子の状態が違うだけで、宇宙は一つの素粒子の塊であり、すべて繋がっています。

すべてはひとつです。この世のすべてが気であり、振動・波動であり、素粒子でできています。

手のひらの気を感じる感覚が育ってくると、何も無いように見える空間に手をヒラヒラさせるだけでも、気を感じる事ができます。

空間の気を感じる事ができるようになれば、手のひらを向かい合わせなくても、手を好きな方向に動かすだけで気功となります。

適当に手のひらを動かすだけでも気を感じ、体内の気道の圧力を高めることができます。気功の目的は、気道に圧力をかけて、気道を拡張することです。

手のひらで気を感じるには、手を動かすと感じやすいです。このとき、手を動かす速度が大切で、速いと気を感じられません。

ゆっくりと手を動かすことが、気を感じるコツです。

太極拳も、ゆっくりと気を感じながら行えば立派な気功法です。けれども、気を感じようとせずに行うと、体操と変わらない効果になってしまいます。

手のひらで気を感じる方法【気功のやり方】

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手のひらで気を感じる方法を解説します。

①:手のひらを開く
②:両方の手のひらを向かい合わせる
③:手と手の間をせばめていく
④:手と手の間を広げていく

これを繰り返します。順番に見ていきます。

①:手を開く

手のひらで気を感じるには、手のひらを開くと感じやすいです。じゃんけんのパーにする、一歩手前のような形です。

無理のない範囲で、手のひらを開きます。すると、指と指の間が離れると思います。

指同士がくっついていると、その触感に意識が奪われやすいです。ですので、指と指の間が離れている方が、気を感じやすいです。

気を感じるのに使うのは、右脳で感じる五感のうちの触感です。皮膚感覚のうちの一つでもある触感を使います。

ですから、気を感じるようになりたい場所を指でなぞる事も、気感を高める練習になります。

気を感じるのに必要なのは、超能力や第六感でもなく、誰にでも備わっている触感です。生まれつき気に敏感な人や鈍感な人もいます。

けれども、気を感じる感覚は、練習を繰り返すことで向上させることができます。

②:両方の手のひらを向かい合わせる

気を一番感じやすいのは、手のひらの中央にある労宮というツボです。また、一番気が放出される場所でもあります。

おへその前あたりに手を出して、両方の手のひらの労宮を向かい合わせます。手と手の間は、10センチくらい離します。


③:手と手の間をせばめていく

ゆっくりと、手と手の間をせばめていきます。ゆっくりというのが、気を感じるコツです。

そして、両方の手のひらから気が出ていて、ぶつかり合っているとイメージします。気は目に見えないので、イメージする事が大切です。

イメージの仕方は自由です。例えばですが、手のひらから振動・波動が出ていて、ぶつかり合っています。

それが手をせばめる事で、さらに激しくぶつかり合うとイメージしながら、手と手の間をせばめていきます。

しっかり気を感じられるようになると、気が見えるようになります。しかし、人間の目に粒子が見えるはずはないので、脳が作りだした映像を見ているのだと思います。

そのため、気の見え方や色は、人によって違って見えます。

④:手と手の間を広げていく

手と手の間がくっつくほどに近づいたら、今度は手と手を離していきます。離すときも、気を感じながら離します。

手と手をせばめる時と同じように、手のひらから気が出ているとイメージしながら、手と手の間を広げていきます。

これを繰り返します。


初めは何も感じないかも知れませんが、感じなくても気を感じようとする事で、気を感じる感覚は上がっていきます。

そして、ある日突然、気を感じられるようになります。手のひらで気を感じる事は簡単です。一日10分練習したとして、3日くらいで気を感じられるようになります。

まとめ【手のひらで気を感じる方法・気功のやり方】

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手のひらは、気を一番感じやすい場所です。そして、一番気が放出される場所でもあります。体内で作られて余った気は、体内の気道の圧力を一定に保つために手から放出されます。

そのため、手のひらを向かい合わせるだけで気功となります。手のひらを向かい合わせると、外に出ていく気の量が少なくなります。

また、手のひらから出る気と気がぶつかって、気道の圧力が高まります。


気は感じなければ無いのと同じです。気功法を行っても、気を感じられなければ、その効果はイマイチです。

そのため、気功の上達には、手のひらの感覚を育てる事が必要です。手のひらの感覚の向上が、気功法の効果の向上に繋がります。

手のひらで気を感じるようになるには、練習あるのみです。


手のひらで気を感じる方法です。

①:手のひらを開く
②:両方の手のひらを向かい合わせる
③:手と手の間をせばめていく
④:手と手の間を広げていく

これを繰り返します。
コツは、手を動かす速度をゆっくりにする事です。

そして、気が手のひらから出ていると、イメージする事です。気は目に見えないので、イメージする事が大切です。


実際には、気は全身から放出されています。けれども、まずは手のひらを集中して育てることが大切です。

手で気を感じられるようになれば、そこから発展して、色々な気功法を行えるようになります。自分の好きな気功法を選べます。

また、気功を行っているときの、手が受ける気の圧力が、その気功法の効果の高さとなります。そのため、自分でどの気功法が効果が高いのか、分かるようになります。

手のひらで気を感じることは難しくありません。3日も練習すれば、気を感じられるようになります。

気を感じるのに一番簡単なのは気功です。「エネルギーワークをやってみようかな」と思いましたら、気功がおすすめです。

気功を続けて、ある程度気が分かるようになってから、呼吸法や瞑想など、それぞれ好きなエネルギーワークに移るのが良いと思います。

深く瞑想するには、血流や気道の太さも関わってきます。気功を行うことで、他のエネルギーワークも上手になります。


気を感じられる様になるためには、練習が必要です。正しい練習を繰り返す必要があります。ですので、一日で上級者になる方法はありません。

また、気を感じられなくても、感じようとする事で気感は磨かれていきます。あきらめずに、コツコツと練習することが大切です。

有料記事 ・気功のやり方【独学】初心者から極めるまで

最後まで読んでいただき、ありがとうございます(^人^)  感謝致します。