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気功法で寿命を延ばせるのか?

「気功法で寿命を延ばすことはできるのか?」
「気功師は寿命が短いと言われているのはなぜか?」

そういった疑問にお答えします。気功は健康法ですので、体に良い事なのは広く知られています。しかし、その一方で気功師は寿命が短いと言われています。

健康法である気功を行う気功師が、寿命が短いと言われるのは矛盾しています。けれども、「火の無いところに煙は立たず」です。

何もなければ噂は立ちません。この記事を書いている私は気功歴12年です。長年気功を行ってきた経験と知識を元に執筆します。

気功法で寿命を延ばせるのか?

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結論です。気功は血流を根底から良くするので、寿命も延びます。血流が良くなると、酸素と栄養素が体の隅々まで運ばれます。

酸素と栄養素が体の隅々まで運ばれていると、細胞が活き活きとして若返ります。寿命というものが、はじめから決まっているのかどうかはまだ解明されていません。

しかし、気功などの健康法を行えば、何もしないよりは必ず寿命を延ばすことができます。

特に、自分の足で歩くことができるという健康でいられる期間、健康寿命は間違いなく延びます。

人生100年時代と言われています。ただ長生きするだけではなく、健康な状態で長生きすることが大切です。

気功師は寿命が短いと言われているのはなぜか?

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気功師は寿命が短いと言われているのは有名な気功の先生が若くして亡くなっているからです。

「癌を治した先生が癌で亡くなった」「患者さんから邪気をもらったからだ」「気功治療は自分の生命エネルギーを奪われる」そんな話を耳にすることがあります。

しかし、患者さんから邪気を貰うということはありません。邪気というのは思い込みです。気功治療で、自分の生命エネルギーが奪われることもありません。

気は波動ですので、いくらでも作れます。そして、体内で余っている気が手から出て行きます。それを患者さんに与えているのです。無理して気を与えているワケではありません。

ですので、気功師の寿命が短くなる理由は他にあります。それは、気功のやり過ぎです。

気功治療は、相手に気を送って相手の気を増幅させます。気は波動です。波動と波動をぶつけるので、気を送る側の波動(気)も増幅されます。

つまり、気功治療は、気功を行っているのと同じ事になります。患者さんがいっぱい来る人気の先生は、一日中気功をやっていることになります。

気功治療を行う先生には、困っている人を助けたいという想いがあります。そのため、つい無理をして多くの人に気功治療を行ってしまいます。

その結果、気功のやり過ぎとなって、自分の体が傷ついてしまうのです。

繰り返しになりますが、気功師の寿命が短いと言われる理由は、気功のやり過ぎです。気功は健康法ですが、やり過ぎれば逆効果となります。

気を作り体内の気道に圧力をかけて、徐々に気道を太くしていくのが気功です。気功を行って気道に負荷をかけると、体に異変が起こります。

気道が気でいっぱいになると、気持ち悪くなったり体が少し熱くなります。そうなったら、気道が気で満たされて、適度な負荷がかかった証です。

その日の修練は終わりです。そこで終了すれば、異変もすぐに収まります。本来は、そこで終わりにしなくてはいけないのです。

偏差とは何か?【気功法と寿命】

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気功のやり過ぎで起こる体調不良を、偏差と言います。体からのサインを無視して、さらに高い効果を求めて長時間気功を行ったとします。

そうしますと、気道が気の圧力に耐えきれずに、炎症を起こします。気道が炎症を起こすと、細胞も炎症を起こします。

長時間、体がかなりの熱さを感じます。精神的にも、興奮して寝れなくなります。また、次の日に口内炎ができたりします。

気功のやり過ぎで一番分かりやすいのが口内炎です。口内炎はかなり痛いので、口内炎ができると、「気功をやり過ぎたか」と反省します。

私もそうでした。しかし、その前に体の熱さを無視して、気功を行っているはずです。そうでなければ、気功で口内炎はできません。

ですので、体の熱さが中々収まらないと気づいた時点で、「今日はこれ以上気功を行うのは止めよう」と決断することが大切です。

それ以上無理して気功を行っても、気道が炎症を起こすだけです。気道は太くなりません。無理をしても逆効果です。体の熱が収まるまで、気功を行わないことがベストです。

寝ると余分な気が体から放出されます。ですので、一晩寝ると偏差も治ります。口内炎は一日では治りませんが、「体が熱い」「気持ちが悪い」などの軽い偏差は寝れば治ります。

もしくは、程度の軽い偏差なら、寝なくても半日もすれば治ります。日常生活も、不快ですけど続けられます。

「体が熱い」「気持ちが悪い」「口内炎ができて痛い」程度ですと、まだ気功を行おうと思えば行えます。

そして、気功に神がかり的な効果があると信じてしまうと、多少の偏差を気にせずに気功を続行してしまいます。

偏差を無視して気功を続けると、気道が炎症を通り越して、気道が破れます。気道が破れると、力が出なくなってヘロヘロになり、外にも出られなくなります。

内臓が炎症を起こすと、下血したり、起こる異変も重症です。一週間前後、日常生活がまともに送れなくなります。

気功は魔法ではありません。気功に神がかり的な効果はありません。無理をしても逆効果なだけという事を、しっかりと理解することが大切です。

こうやって実例を出すと怖く聞こえますが、気道を破るのにはそれなりの気の実力が必要です。ですので、初心者の方であれば、その心配はいりません。

と言いましても、早く上達したいがために、休みの日に一日中気功を行う方もいます。気功を初めたばかりでも、長時間続けて気功を行えば偏差を起こします。

そのため、「体に異変が起きたらすぐに気功を終了する」という意識は、気功を初めたばかりの人にも必要です。

炎症とは何か?【気功法と寿命】

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細胞が炎症するのには二つの理由があります。異物を排除しようとするときと、死んでしまった自分の細胞を排除しようとするときです。

風邪をひいたときは、細胞が炎症を起こして熱を出します。そして、その熱でウイルスを排除しようとします。これは、異物を排除しようとするために起こる炎症です。

それに対して、気功で起こる炎症は、死んでしまった自分の細胞を排除しようとする反応と考えられます。炎症を起こした部分には、新しい細胞が作られます。

新しい細胞が作られるときには、細胞分裂が行われます。細胞分裂に失敗すると、DNA通りの細胞が作られずに、癌細胞が作られてしまうことがあります。

そのため、炎症を繰り返すと、癌細胞が作られるリスクが高くなります。

細胞の炎症の危険は日常に溢れています。熱い食べ物や飲み物は、食道の粘膜の炎症を起こします。辛い食べ物も同様です。

アルコール度数の高いお酒を飲んでいる人が、「のどが焼けるようだぜ」と言っているのを聞きます。あれは実際に焼けています。

度数が高くなくても、お酒は飲み過ぎると全身に炎症を起こします。特に飲酒は、食道、大腸、肝臓に悪影響を与えます。

ですので、「肝臓が強いから」「ガンマGTPの値が正常だから」と言って、お酒を飲み過ぎるのは危険です。

健康に良いとされるスポーツも、やり過ぎれば体が炎症を起こします。もちろん、気功も例外ではありません。

とは言いましても、神経質になり過ぎては、何もできずにつまらなくなってしまいます。ストレスでも細胞は炎症を起こします。

体には炎症を抑える力があります。そして、皆さんが普段飲んでいるコーヒーや緑茶には、炎症を抑える働きがあります。

ですので、体が炎症を起こすようなことを、やり過ぎるのが良くないということです。細胞の炎症を繰り返すと、癌になるリスクが上がります。

そのため、寿命が短くなる可能性があります。

まとめ【気功法で寿命を延ばせるのか】

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気功は健康法ですので、気功を行えば寿命が延びます。気功を行うことで血流が改善します。血流が良くなると、免疫力、自然治癒力が上がります。

免疫力が上がると病気にならなくなります。また、病気になったとしても治りやすいです。

気功師の寿命が短いと言われるのは、一日中気功治療を行うからです。気功治療は、気功を行っているのと同じです。

要するに、気功師は気功のやり過ぎです。健康法も、やり過ぎれば逆効果となります。自分の体を傷つけてしまいます。

気功をやり過ぎて体調が悪くなることを、偏差と言います。気の圧力に気道が耐えきれなくなって、気道が炎症している状態です。

気道が炎症すると、体の細胞も炎症を起こします。炎症を起こした部分には、新しい細胞が作られます。

新しい細胞が作られるときには、細胞分裂が行われます。細胞分裂に失敗すると、癌細胞が作られてしまうことがあります。

ですので、炎症を頻繁に繰り返すと、癌細胞が作られる可能性が上がります。そのため、寿命が短くなる恐れがあります。

炎症を起こさないようにするには、極端な事をしないことです。食べ過ぎや飲み過ぎ、運動のし過ぎや気功のやり過ぎはいけません。

気功が寿命を縮めるわけではありません。やり過ぎるのが良くないという事です。何事も、度が過ぎると体に害になります。

有料記事 ・気功のやり方【独学】初心者から極めるまで

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