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1mmの努力で合否が変わった俺の受験生活。

みなさんこんにちは。キクブログです。
本日は僕がギリギリ神に見放されなかった受験のお話をしていこうと思います。

受験結果自己紹介

キクブログはなんだかんだで現役で某国公立大の数学科に合格し、現在大学生活4年目を送っていますが、実は高校受験も落ちて私立の高校に行くことになったし、大学受験も周りの人たちに95%受かると言われていた前期日程でも落ちてるんです。

受験結果

じゃあどうやって合格したかというと、後期日程で僕のことをギリギリ拾ってくれた大学があり、無事現役合格することができました。

結果だけ見れば「良かったじゃん」と思ってくれる方が大半だと思いますが、この後期の合格発表までに色々なことがあったんです。。。
今日はこのことをメインに話していければと思います。

受験の流れ

まず初めにキクブログの受験の流れについて説明していきます。
キクブログは元々大阪大学の数学科を目指して勉強していました。

しかし、センター試験(僕の代がラストセンター試験の年)で国語を大幅に失敗してしまいました。4年経った今でもはっきりと覚えています。国語は123点でした。。。(笑)

大阪大学は他大学に比べて国語の傾斜が強めなので、僕は二次試験を強みにしていたのですが、それでも合格できるかは五分五分であると先生に伝えられました。僕はめっちゃチキン(臆病者)なので、すぐ大阪大学を第一志望から外し、別の大学を第一志望にしました。

変更した第一志望の大学は、センター試験の結果と僕の二次試験の実力を照らし合わせても、95%受かると周りの人にも言われていて、実際僕もそう思っていました。

しかし、改めて僕は臆病者なので、油断することなくセンター試験から二次試験までの期間もガッチリ対策をしました。

そして運命の二次試験本番の日、僕はとてつもない緊張とプレッシャーを感じてしまい、得意の数学で頭が真っ白になり、結果、今までの全ての模試でも取ったことのないとてつもなく低い点数を取り、前期日程に落ちてしまいました。数学なんて2.5割ですよ!どういうことですか!

この落ちた直後の期間が本当に辛かったんです!
落ちたことがショックだったのはもちろんなのですが、先程言った通り、僕は周りの人たちに絶対に受かると思われてた人だったので、周りの反応を見たり気遣いの言葉をかけられるのが嬉しながらも辛かったです。。。

そして追い打ちをかけるようにもう一つ僕に不幸なことが訪れたんです!
後期日程のために、センター試験があまりとれなかった僕は二次試験の対策をめっちゃしていました。(大体センター試験は79%ちょっととかです。)

そしたらまさかの新型コロナウイルスが日本でも広まり始め、後期試験の2週間前ほどに、「二次試験は中止し、センター試験の結果のみで合否を判断する」と大学側から連絡が来ました。

センター試験があまりとれていなかった僕は、この連絡がきた瞬間絶望し、浪人のための予備校探しをしていました。
ついでに髪も染めました。(笑)

自暴自棄になってる中、気づいたら合格発表の日になっていました。
絶対落ちていると思っていた僕は、合格の受験番号一覧を見ていなかったのですが、母親に見ろと怒られたので見たら、なんと僕の受験番号があったのです!いやー、このときは叫びましたね。

ですが何で受かったのかが分からず、コロナによって変わった後期日程の受験要項を見てみると、各学部学科によってセンター試験の点数に傾斜がかけられていることに気づきました。

僕が受けた数学科は、数学にとてつもない傾斜がかけられており、二次試験で数学と共に受けるはずだった物理にもとても傾斜がかけられていました。
その傾斜のもとで改めて点数を計算すると、なんと79%だった僕の点数は、85%まで上がっていました。←この上がり方はなかなかにすごいことだと思いますよ!

具体的な点数は、

  • 数学1A→88点

  • 数学2B→95点

  • 物理→95点

  • 化学→88点     って感じでした。

この傾斜によって、奇跡的に僕は合格することができたのです。

そして合格発表があった数日後、合格最低点が発表されました。
確認すると、なんと合格最低点は84.9%でした。僕の点数と0.1%しか変わっていなかったんです。あと1問間違えていれば落ちていたんです。怖すぎます。。。

あと1問間違えたら、、、ということを考えていたとき、ある1つの場面を思い出しました。

それはセンター試験の数学1A第4問「整数」を解いていたときです。
最後の問題が、「この数を3で割ると、余りが▨です。」といったものでした。この前の問題もぶっちゃけ分かっていなかったのですが、諦めたくなく、最後の問題を見ていました。3で割った余りは0 , 1 , 2の3択なので、とりあえずこのうちの何かを塗りつぶしました。結果その余りの数の問題があっていたので合格することができました。

運が良かった風に書いていますが、僕はこの運は自分で手繰り寄せたものだと思っています。

本番で焦っている中で、センター試験独特の解き方をしっかり実行でき、3択にすぐ絞ることができた知識があったからこそ、運を味方に付けれたのかなと思います。

まあ何が言いたかったかというと、「試験が終わる最後の最後まで思考を止めず、努力しなければならない」、ということです。僕は努力だけは人並み以上にしてきたので、この努力が合格に結び付いたのかなと思っています。

今までの記事に、「自分に合う効率の良い勉強方法を探せ」、等といったことを書いていますが、受験の最後の最後は、どんなに無駄だと感じることでも、合格に近づかない勉強方法はないので、泥臭く勉強をすることが大事なんです。

1mmでも合格に近づくのであれば必ず勉強すべきなのです。

泥臭く勉強してギリギリで合格した僕は、この努力に感謝してもしきれません。皆さんにも自分の努力に感謝できる機会が訪れてほしいので、高校生は諦めずに頑張ってください!また教育に関わるお仕事をされている方は最後の追い込みがとてつもなく大事であることを学生の皆にお伝えください。

本日はこのへんで終わろうと思います。
読んでいただきありがとうございました。

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