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移転のお祝いで贈られることが多いお花について考えてみました。

移転をした際、色々な方からお花をいただくことがあると思います。
大きい会社ですと、何百のお花が届いたりもします。
うれしい反面、数が増えていくとお礼の返信以外にもいろいろ大変です。

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置き場所をどこにするか問題

移転当日に色々なお花屋さんが届けに来ます。
届いたものを入口付近から順に並べていくことが多いですが、数が増えると徐々に来客エリアの通路にはみ出ていきます。
増えてくると、この会社は目立つ場所に置いた方がいいかもという調整事項が出てきます。

その中で私であれば、こうしてみるということを考えてみました。

1.設置する場所を事前に決めて空けておく

エントランスのデザインでグリーンを設置することも多いと思います。
お祝いの中にはグリーンをお送りいただける方もおられます。
グリーンはそれはそれなりに設置場所を取りますので、

オープン時には来客エリアに予定している新規でのグリーンの設置は後回しにする提案をしています。

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仮にグリーンが送られてこなかったとしても、お花を代わりにおいておけば見栄えは担保できると思います。

頂いたグリーンは自分達でメンテナンスをしなければなりませんが、新規のグリーンの設置を後回しにしておけば、お送りいただいたグリーンも込みでメンテナンスをしてもらえるかもしれません。

2.贈られた花の対応(処分)方法を決めておく

お花は当然のことながら、しばらくすると枯れていきます。
設置した場所や季節によっては、1週間たたずに枯れてしまうことも。

枯れている(枯れ始めている)花をそのままおいておくと、会社のブランディング的にはマイナスに働きます。

贈ってきてくれた会社が回収をしてくれればいいのですが、その対応をしてくれる会社は皆無です。

胡蝶蘭に関しては、無料での回収サービスがありましたが、
あっという間になくなってしまいましたので、すでに期待はできません。

結局は自分達で処分をする必要があります。

処分するものは大きく2つ

A.生花
B.鉢やスタンド

まずは、移転前にビル側に回収できないかを打診します。
移転後に交渉をしても時間が掛かりますので、廃棄したいタイミングで対応できない可能性があります。

ビル側で対応できるようであれば、タイミングを調整します。

まずは生花の対応です。
せっかくいただいたお花をそのまま捨てるのは勿体ないですので、
燃えるゴミの廃棄前日を狙って、事前にこの日に
「好きなお花を自分で持って帰っていいよ」
と連絡します。
新聞紙やビニール袋、輪ゴムを用意しておけば、急に持って帰りたいと思った人も持って帰ることができます。

余った生花は翌日ビル側に処分をしてもらいます。

次に鉢やスタンドです。
こちらは粗大ごみとしての廃棄になります。
一度に廃棄をすることは難しい可能性が高いですので、段階的に廃棄をする必要があります。

ないことがほとんどです。

ビル側で廃棄の対応ができない場合は、粗大ごみとして廃棄業者に依頼をする必要があります。

物量によって廃棄できるタイミングは、平日日中帯にすべて出せるのか、土日になるのか夜間になるのかが変わってくる可能性がありますので、いただいたお花の量を踏まえて、ビル側に調整が必要になります。

廃棄業者も平日日中帯であれば調整をしやすいですが、土日や夜間となるとすぐに対応できない可能性もありますので、あらかじめ回収するタイミングを調整しておいた方が良いと思います。

3.まとめてコーディネートしてもらっては?

いただくものに制限をかけるのは忍びない部分もありますが、お花を届けてもらう会社を事前に1社にまとめるようにお願いをして、
オフィス全体のグリーンやお花のコーディネートをしてもらうというのも手かと思います。

祝花おまとめサービス


祝花おまとめサービス
https://with-hana.jp/lp/flower-reception

上記の場合は、生花や鉢・スタンドの回収も無料で行っていただくことができますので、無作為に送られてくるお花が並んでいるよりも見栄えがよく、
移転日にお花の受け取りで人がずっと対応しなければならないということもないので、負荷を考えても便利です。

KADOKAWA様の「ところざわサクラタウン」で利用されているのを拝見しましたが、トータルコーディネートされていてとてもきれいでした。
https://green-road.co.jp/news/takahara/2145

最後に

事前に準備をしなければならないのは手間ではあるのですが、オフィス移転の直後はバタバタをするタイミングが続きますので、移転後に対応する方が結果的には負荷が高かったりします。

あらかじめ対応策を考えておくことをお勧めします。

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