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"広報・PRとは何か”▶︎「フロントステージ広報・PRスクール」第1期生になりました

未経験からがむしゃらに広報の仕事を覚えてきた。
そんな私が、 "広報/PRとは何か" いま一度見つめ直してスキルアップをはかりたく、今年12月より開校された広報のプロフェッショナルスクール第1期生になりました。

「フロントステージ広報・PRスクール」とは

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「フロントステージ広報・PRスクール」は、株式会社フロントステージ代表千田さんが校長を務め、現役広報・PRとして活躍している講師を招き、全4回の授業で広報・PRの思考及びスキルを身につけていく広報・PR専門の養成スクールです。

「広報界のレジェンド千田さんのスクール開校と知って応募しない理由はない…!」と、募集記事を見てすぐ応募した私。
その行動は大正解で、第1期生の募集をしたところ応募が殺到し、その日のうちに募集フォームを締め切っていたそうです。思い立ったら即行動、大事。


渡邊講師の授業で学ぶこと

「フロントステージ 広報・PRスクール」第1期生の講師は、現在は弁護士ドットコムの広報室でIRにも挑戦しながらシードのスタートアップの広報支援も行っている渡邊順子さん。
SmartHR時代では、約3年の間で社員15人→130人に拡大した成長期の広報を経験しておられたレジェンドです。渡邊さんのnote記事には、スタートアップ広報必見の内容が書かれています!

広報として尊敬する千田校長、渡邊講師による「フロントステージ広報・PRスクール」第1期生の第1回目授業で学んだことを書き綴っていきます。


広報・PRとは

広報・PRは、”常日頃からあらゆる関わりと良好な関係を築いて、ここぞの時に大きな成果を生み出す”ということ。
メディアリレーション、株主や投資家向けのコミュニケーション(IR)など、あらゆるステークホルダーとの良好な関係構築が広報の本質。

たしかに、自社のステークホルダーを把握している=その取り組みは何のため、どのような目的で動いているのかを理解していることになる。企業価値の情報伝達を的確にするため、ステークホルダーを見直した戦略立ての重要性を実感。

MEMO:自社のステークホルダーマップをつくり相関関係を可視化し把握することで、どこに影響・成果をもたらすのかを明確に説明できる。そして、マップを通じて自社の情報伝達の目的を理解しているからこそ有効な戦略立てもできる。


広報・PRを理解する

まず理解しておこう!
□ 数打ちあたるメディア露出を獲得しても評価は上がらない
 なぜだろう?:代表が思う方向性でない露出は本意ではないから
 どうすればいい?:代表と目線を合わせた露出をすることで評価は上がる

□ やっていることが成果にならない
 なぜだろう?:今必要とされている仕事を把握していないから
 どうすればいい?:たくさんのやるべきことがある中でも、代表・上司といま何をやるかが重要かを擦り合わせる

□ 誰も教えてくれる人がいない
 どうすればいい?:(広報セミナー・勉強会・人に会うなど)知識を身につけ自分で考えて・動けるようにする、提案できるようにする

提案=広報戦略の立案ができるようになること。渡邊さんの”やさしい「広報戦略」の話”は入門書になる。

MEMO:広報になりたての頃ってとりあえず露出していればと、それが成果に繋がると独りよがりな思考に陥ってしまいがち。代表との目線合わせはまずやっておきたい。自社の姿を知らずして、広報を語るなかれ。経営者目線はしっかりと握っておきたい。


なぜ広報・PRが必要か(広告と広報の違いとは)

広報・PRはあらゆる働きかけができる!
〔例〕
□ マーケティングと連携してユーザーを獲得
□ プレスリリースやお知らせの中に導線をつくって、問い合わせ効果が見込める
□ 営業がしやすくなる(記事掲載によって認知度が上がる)
□ カスタマーサクセス、既存ユーザーにフォローできる(記事掲載によってサービスが宣伝される)
広報と広告の違いとは?
広報・PR = 第三者による評価が大きい、メディアに吟味され質の高い情報となる
広告 = 宣伝としか捉えられない

MEMO:素人目には同じように見えてしまう2つの違い。広報・PRの場合、第三者に客観的に取り上げられるため信頼性が高い情報となるが、どのように取り上げるかは第三者の判断に委ねられるからコントロールできない難しさもある。社内に広報・PRの理解を深めるため、社内の情報を集めるために、1. 広告との違いを説明できる / 2. 広報が扱う情報のメリットを語れる人にはなっておきたい。

いい広報・PRとは

代表 = なぜやったのかを語れるストーリーはあるか
製品 = 何が変わるのか、市場・世の中へのインパクトはあるか
広報 = 発信のタイミング、なぜ今なのかを語れるか

いい広報・PR事例として、なぜやるのか今だったのかを語るMAMORIO株式会社の代表ストーリー記事、製品の影響力を出したdely株式会社のインパクト記事、政府との働き方が上手で参考になる株式会社コンカーのプレスリリースが挙げられました。
ストーリーを語れる記事は想いが伝わり、インパクトにも繋がる。

MEMO:露出はやりすぎることがいいとは言えない。その取材は代表の想いを伝えられるか(話すことをイメージさせられるか)、どういった成果をもたらすのか、しっかり説明できる露出に出るだけで十分かもしれない。

「なぜ弊社なのか(熱量の見極め)」「掲載するメリット / リーチ層(ざっくり成果)」などを説明できない状態で上に渡すのはNGである。
”フェイクCEOになっては(させては)いけない”、この記事は私のバイブルです!


世の中ごと化する考え方

□ PR TIMESの注目キーワードをチェック
□ Googleトレンド、Twitterトレンドなど随時チェック

毎日、毎時間、毎分、毎秒に変化する今の世の中の関心は何なのか。トレンドのインプットは随時行いましょう!


おすすめ本の紹介

▽ 広報戦略を立案する上での参考書になる

▽ 人の心を動かす表現とは?プレスリリースの参考になる

▽ 広報担当者はマスコミ手帳は必需品

▽ 「フロントステージ 広報・PRスクール」千田校長のブログ

MEMO:全部買いましょう!!!!個人的に毎号勉強になる広報会議の年間購読もおすすめです。


渡邊講師が毎日やっていること

□ 朝は新聞5紙を読んでる(日経と読売はとくにマスト)
□ 昼にPR TIMESを開いていいプレスリリースがあれば参考にする
□ 代表・事業部トップのスケジュールをチェックする

渡邊さんの新聞の読み方はサーっと全面読んで発信のヒントにして、アポを取る際は紙面に署名の記載があれば電話するとのこと。Twitterもネタの宝庫なのでトレンドチェックは欠かさない。

MEMO:新聞を読みましょう!!!!(重要なことだから太文字)


すぐに実践しようと思うこと

【毎朝新聞を読む】
1. ステークホルダーマップをつくる
2. 代表・事業部と方向性、課題面のヒアリング
3. 経営層・事業部目線の戦略を立てる
4. 上手な広報・PR事例、おすすめ本のいいところを吸収
5. 社内向け広報勉強会を実施

第1回目の授業からたくさん学ぶことがあり、広報として”一皮むけたい、生まれ変わりたい”という成長意欲が高まっています…!実践しようと思うことは、必ずやります。(2020年、きくち生まれ変わるってよ笑)

第2回目の授業は、”攻めの広報・PRについて”
次回学んだ内容も、全4回分書き綴っていこうと思います!

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