見出し画像

「すばらしい、では足りない」というgoogleの哲学が頭から離れない

そもそも僕は素晴らしいものさえ作ることができないっていうのに、素晴らしいだけじゃ足りないって言い切ってるグーグル先生が怖い。

これはGoogleの社是というか10の理念の1つで広く公開されている。

「素晴らしい、では足りない」はその最後に掲げられている。

10の理念を知ったのは3年ぐらい前だったと記憶してるけど、この「すばらしい、では足りない」だけが印象深く頭の中に残っている。何か成果物を作った時に、この言葉を突然思い出すもんだから嫌になっちゃう時もある。

解釈の仕方はそれぞれあると思う。僕なりの解釈だと、良いもの作ったり、良いことをしても、それだけじゃ全然ダメだよね、ってことだ。

特に日本って職人気質の人が多かったりするから突き詰めて素晴らしい物を作る能力には長けている(もちろん、これだって難しい)。ただ、じゃあそれが例えば売れるのか、とか必要とされてるのかとなると別問題になることも多々ある。

素晴らしいものを作る過程の中で、別軸のことを考えていくことのほうがはるかに重要だったりもする。素晴らしいものは他にもあるからね。

思考停止に陥って、盲目に素晴らしいものを作ろうと突っ走ってしまうのは危険だったりする。なぜなら時間とお金は限られているからだ。努力のベクトルを履き違えるなよ、っていう戒めだと個人的には解釈している。

もちろん、素晴らしいものを作らないといけない。そこは目指さないといけないけど、それだけじゃ足りないって言い切るGoogleに深い哲学を感じる。

僕はそうやって何かプラスαで物事を考えられているのかなって立ち止まる。


記事を読んでくださりありがとうございました! 良かったらフォローしてください! よろしくお願いします。