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猫と冬の関係

すっかり寒くなって、猫が布団にもぐる季節になったなぁ。あいつらは大概布団の真ん中に丸々から、私は布団の端の方で寝なければならなくなる。

そういえば猫鍋という単語は季語なのだろうか。日の当たる縁側で土鍋の中で押し合いへし合い丸くなる猫の姿は冬の風物詩だろう。猫鍋という単語一つでよく晴れた昼下がりにのんびりと時間が過ぎるイメージができるから季語としてとても優秀ではないか。

猫の季語と言われると春が思い浮かばれる。「猫の恋」「子猫」を春の季語で見た気がする。猫は一年中なんやかんや人間のそばで生活してるから、猫自体に季節はないのだろう。烏も確か同じ部類だった。

猫鍋の話に戻るが、この単語は出来てからまだ新しく一般的とはいえないのが欠点だろう。猫の愛好家では猫鍋と言われると想像がつくが、そうでない人から見たらなんて残酷な鍋の具材に思われるだろうか…。恐ろしや。

うちの猫たちは毛皮を着ているくせに人間に暖を求めて、毛皮の意味をなしてないんじゃないか。元々暑い国出身だけど、野良猫たちは毛がぼんっって感じでみっしり生えてる。年中毛が薄くてもなんとかなるのは飼い猫の特権かもなぁ。今日も布団に潜り込んできた。

そんなたわいもない猫と冬の話

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