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自作の火打金で火をつけてみた

前回の、カチカチ山の続きです。
自作した火打金と、拾ってきた石で火を起こすことに挑戦したいと思います。
先ずは火口作り。いろんな動画を参考に、古びた下着などで作ってみました。缶蓋に穴を開け、適当な大きさに切った下着を入れ、蓋を閉めて火にかけるだけで良いようです。

缶蓋右上に、穴を開けておく

暫くすると、穴から白い煙が立ち上がるので、しばらく待つ。

塗料が燃える臭いが結構キツイ

その後火からおろし、穴に棒を刺して冷えるのを待ちました。

真っ白だった下着が、真っ黒に

あっという間に、火口(炭化した綿)の出来上がり。意外と簡単でした。
次は待ちに待った、カチカチ山です。火口に火花が落ちるように、カチカチします。上手く火花が火口に落ちると、火口が燃え出します。

  燃えると言っても、炎が出る訳ではなく、こんな感じで燃え広がります。これにも びっくり‼︎
これも、十分熱い。やけどに注意        

ほぐしておいた麻紐に火口をくるんで、息を吹きかけると、白い煙が立ち込め、一気にボッと炎が広がりました。

この歳にして結構、感動しました。

  今回は、自作の火打金で火を起こすことに成功しました。昔の人は、毎日やっていたんですから、頭がさがります。ちなみに、火口の代わりにスチールウールでもOKでした。
 時代劇で、出かける人に向かって、火打石を打っているのは見たことがありましたが、自分で実際にやってみると『本当だ~!!』という驚きが沢山ありました。夏休みの自由研究なんかにいいんじゃないでしょうか。

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