就活と婚活はよく似ている

就職指導をしていると
つくづく感じる今日この頃

必ず聞かれる自己ＰＲ（長所）の質問に
全く思いつかないと考えあぐね

長所は思いつかないけど
短所はあると、短所ばかり伝えようとする学生がいる

おいおい
ちょっと待とうよ

面接って
自分の良さを言葉にし
企業に対して「雇って損はさせませんよ」
と、その気になってもらう場なんだよ

それを説明すると
たいていの学生は分かってくれるけど
中には
自信がないんです
と自分の自信のなさを訴え続ける学生もいる

そんな時に
大昔お見合いで出会った
自称・自信のない男性
を思い出す

初対面で、自分の悪いところを
並べたて
僕は視力が悪いんです
頭も悪いんです
給料も安いんです
などなど

なぜ最初っから
自分の短所ばかりしゃべるのだろう？
と、不思議な気持ちになると同時に
ざわざわと不安になり
それっきり
これっきり
になってしまった

自信がない
って伝えようとするのって
どういうことだろう？

私だって短所もいっぱいあるけど・・・

自分の短所ばかり言うのって
こんな自分でも受け入れて欲しい
ということかもしれないけれど

それは無理な相談です

自分の良さが見つけられません
それでもいいですか？

いいわけないだろ

自分のこと自分で愛せないけど
あなたはしっかり愛してね
って言っているみたいなものです

まずは自分の良さを自分で見つけましょう
そして言葉で伝えましょう