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  • 網膜剥離になりました 経過レポ

    網膜剥離になってから元どおりの生活ができるようになるまでの経過を振り返って書いていきます。

最近の記事

毎日怒り散らし、毒親とは私のこと、という気持ちで落ち込む。なのにまた怒ってしまう。息子は、不機嫌の原因がなくなるといつも通りだが、毎日少しずつ毒が積み重なっているのではないだろうか。

    • noteで日記書こうと思っては、先延ばしの日々。もともとほとんど書いてなかったのに、最後に書いてから1年半もたってしまったけど、また書いてみようかな。こういう言い訳みたいなことを言いたがるのがほんとかっこ悪いんだけど、言わないと(言っても)動けない性格なのだから仕方ないよね。

      • 網膜剥離になりました 経過レポ1 病院に行くまで

        2017年8月に、裂孔原性網膜剥離発症し、治療の結果、現在は元通りの生活を送っています。経過レポを書くことにしたきっかけはこちら。 網膜剥離と診断される前日。仕事中、視界の上方、中央よりやや右寄りの部分に、小さな影のようなものが見えました。メガネが汚れているのかな?と拭いてみたり、目が疲れたのかな?と目をしばらく閉じてみたり。そうすると影は消えたような気がして、特に深刻なことだとは思いませんでした。 しかし、帰宅の際に車を運転している時、明らかに視界に違和感があると感じま

        • 網膜剥離になりました 経過レポ始めます

          2017年8月に、裂孔原性網膜剥離を発症し、手術を受けました。手術と丁寧な治療、経過観察の甲斐あって完治し、現在は以前とほぼ変わりない生活を送っています。 あまりに違和感の無い生活を送っているので、普段は手術を受けたことを忘れてしまっているのですが、時々ふと、診断された時から治療中、退院後も、ずっと不安だったことを思い出します。 入院中、何もできないので、ネットで網膜剥離について調べたり、体験談を延々と探したりしていました。便利な時代で、医療関係者でなくても、ある程度病気

        毎日怒り散らし、毒親とは私のこと、という気持ちで落ち込む。なのにまた怒ってしまう。息子は、不機嫌の原因がなくなるといつも通りだが、毎日少しずつ毒が積み重なっているのではないだろうか。

        • noteで日記書こうと思っては、先延ばしの日々。もともとほとんど書いてなかったのに、最後に書いてから1年半もたってしまったけど、また書いてみようかな。こういう言い訳みたいなことを言いたがるのがほんとかっこ悪いんだけど、言わないと(言っても)動けない性格なのだから仕方ないよね。

        • 網膜剥離になりました 経過レポ1 病院に行くまで

        • 網膜剥離になりました 経過レポ始めます

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        • 網膜剥離になりました 経過レポ
          2本

        記事

          2回続く偶然は必然である

          シリーズ物の小説で、ほかのシリーズでの出来事がストーリーに絡んできたり、短編ミステリーで、ある短編に出てきたキャラクターが別の短編にも登場したりしているのに気づくと嬉しいものだ。 ファン同士で語り合ったりするときも、そういう話は盛り上がるだろうし、映画の脇役キャラクターのスピンオフが人気だったりすると、みんな同じ気持ちなんだろうなと思う。 実は前にあなたと会ったことがあるんです、というと古くさいナンパみたいだけど、初めて会う相手のことを実は知っていた、というのjを嬉しいと

          2回続く偶然は必然である

          暇になることを想定していなかった

          出産予定日をあとひと月ほどに控え、1週間ほど前から産休に入った。 最初の数日こそ、ベビー用品の準備や部屋の掃除など、出産に向けたあれこれの準備に時間を費やしたものの、1週間もたつと主だった用事は片付き、急に暇になってしまった。体調は悪くないが、あまり体に負担のかかるような活動や遠出はできない。出産が近づくとなるべく車の運転は控えるべきと言われているが、そうなると外出先の選択肢がほとんどなくなり、スーパーくらいしか行けるところは無い。 もちろん、家じゅうピカピカ、毎食一汁三

          暇になることを想定していなかった

          置いて行かれる人、待ってもらえる人

          以前、ネットでこんな文章を読んだ。 身支度が早く、時間にキッチリしているのは、子どもの頃、そうしないと周りに置いて行かれてしまったから。そして、時間にルーズな人が許せないのは、その人は「遅れても待ってもらえる人」だから、という話。これを読んだとき、内臓がキューっとするような切ない気持ちになった。 私は、元来ダラダラするのが大好きで、一人でいるときは時間ギリギリまで動き出さない方なのだが、みんなで温泉に行ったときの身支度や、待ち合わせの集合等はかなり早い。理由はもちろん、置

          置いて行かれる人、待ってもらえる人

          家族ってダサいと思ってた

          来年の春、私にとって初めての子供が生まれる予定だ。 結婚して数年がたつけれど、夫も私も、お互い独身時代とほとんど変わらない感覚で生活していたので、子供が生まれるといよいよ「家族」になるのだなという感じがある。 男の子だろうか、女の子だろうか。子供が生まれたら、どんなふうに一緒に遊ぼうか、どこに連れて行ってあげようか。かわいらしい子供服を選んだりするのだろうか。 エコー写真を見てもまだ自分が親になるという実感がわかず、思い浮かぶのは漠然としたイメージだけ。まだ無事に生まれ

          家族ってダサいと思ってた

          目の前で見たことが心を動かし、目線を変える

          以前は全く知りたいと思わなかったのに、昨年くらいから相撲に興味を持ち始め、場所中は相撲中継やニュースを欠かさずチェックするようになった。この春には、ついに大相撲の観戦に行った。 それ以前も、相撲がどういうものかは当然知っていたし、人気力士の活躍や、スポーツバラエティ番組に出演する姿を何度となく目にしてはいた。子供の頃、大相撲ブームがあったことも知っている。しかし、なんとなく相撲はおじいちゃんが見るものというイメージがあり(祖父が相撲中継をよく見ていたため)、自分が見るように

          目の前で見たことが心を動かし、目線を変える

          そういう意味じゃないのに

          どんな人にも、自分はいつもこれで失敗している・・・と思うことの一つくらいはあるのではないだろうか。 もちろん、改めるべきところは改め、同じ失敗を繰り返さないようにすることが成長であるのだが、中には、わかってはいても、自分の意思では改められないようなものもあるように思う。 私は、自分の言うことを正しく理解してもらいたいという気持ちが強い。それは、少なくとも対面で話をする人については誰に対しても同じで、こちらの意図と異なる理解をされるくらいなら何も伝えなくていい、それによって

          そういう意味じゃないのに

          料理は嫌いだと思ってたけど

          料理は苦手だし、できればやりたくない。今までずっとそう思ってきた。でも、最近それはただの思い込みで、やってみたら意外と好きになるんじゃないの?と思えてきている。 料理が苦手だと思うようになったきっかけは、中学家庭科の調理実習であった。 小学校高学年や中学校くらいになると、家で日常的にお菓子や料理を作っている子とそうでない子がはっきり分かれてきて、料理の腕前にはかなりの差がついてしまっている。そういう状況での調理実習である。 その年頃の子供たちが料理に親しんでいるかどうか

          料理は嫌いだと思ってたけど

          幼い頃のルール

          子供の頃教えられたルールは、守る必要がなくなったものでも、なぜか残っているような気がする。 昔、まだエアコンがリビングにしかついていなかった頃。当時我が家に設置されていたエアコンは茶色の家具調で、家電の中では特別豪華なイメージを持っていた。 温度調節も今のように省エネ性能が発達していなかったので、少し使うだけでも電気代がはねあがったらしい(具体的にどのくらいかは知らないので、母が大げさに言っていた可能性はある)。母は、子供たちに、留守番中などに絶対勝手につけないように、と

          幼い頃のルール

          不機嫌なときには、おいしいものを食べにいこう

          夫は頼りない。 夫は、かわいげや愛嬌があって、おおらかで、そして頼りない。例えるなら、昔話でキツネにだまされて、おいしいところを全部持って行かれてしまうクマである。そして、キツネに一杯食わされたことに気づいても、少し残念だけど、まあそういうこともあるさ、と、のほほんとしている。 私はそういうところに夫の魅力があると思っているのだが、日常生活においては、頼りなさだけがクローズアップされてしまうことが多い。 夫が最も苦手としていることは、周りの状況を察知して行動することであ

          不機嫌なときには、おいしいものを食べにいこう

          私、先生に嫌われてたんだな

          年末年始は非常に暇に過ごした。夫がずっと仕事だったため、自分だけ帰省したり出かけたりするのに気が引けて、掃除をした後、年越しそばと少しだけお正月っぽい食事をそろえた他は、ほぼ自宅で何をするということもなく過ごしていた。 地元の友人から届いた年賀状をゆっくり眺めていると、普段は忘れていたようなことを思いだす。 高校生の時、みんなで教室でお弁当を食べたこと。 テストが終わった日、午後から街に遊びに行ったこと。 受験前、授業が無いので生物準備室に集まって勉強したこと。 教室のス

          私、先生に嫌われてたんだな

          三連休とクリスマスの過ごし方

          今年のクリスマスは、カレンダー上では祝日と合わせて三連休だ。 前回クリスマスが三連休だったのは5年前、2011年のこと。学生時代だと5年前と言えば、大学生なら中学生、高校生なら小学生。すごく昔のことだったけど、社会に出てしまえば5年なんてあっという間。意外に最近のような、とはいえかなり月日が流れたような、不思議な感覚である。 2011年の今頃、何をしてたんだろうと振り返ってみた。当時私はまだ独身で、アパートで一人暮らしをしていた。そして、その年の春先に、彼氏に振られてしま

          三連休とクリスマスの過ごし方

          まだキャラクターが定まってない

          結婚してあと数か月で2年がたつが、既婚者としての自分のキャラクターがまだ定まっていない。 独身時代、人生設計のようなものは全く立てていなかった。気が小さく心配性なので、やみくもな不安はあったのだが、目の前にある仕事やプライベートをこなすのみの毎日で、自分が一人の人間としてどのように生きていたいのかといったことは、後回しにしていた。 そんな私にとって、家庭を持っている友人は、とんでもなくしっかりした大人のように思えた。実際彼らは私の知らない世界(家同士のつきあいや子供の世話

          まだキャラクターが定まってない