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「売れる」ということについての深堀り


このYoutuberの考察が凄かったので、全部の動画を2倍速で見終えました。その中で、「売れる」という抽象的な事例について、言語化していて凄いなと思ったので、記事で紹介したいなと思いました。

また、noteにおける他人様の記事の中に、「人気になる方法」とか「フォロワーを増やすやり方」みたいなことを書かれているのを見たことがあったので、そのジャンルについて自分なりの考えを持っておきたいなと思いました。自論があれば、そういう”釣り”の記事に引っかかることは無いかなと思うので。

<参考動画>

・【芸人考察】なぜキングオブコントに出ても売れないのか?《賞レースの幻想・前編》☞https://www.youtube.com/watch?v=UpCGwqDp0rw

・【バキ童】芸人・春とヒコーキが天下を獲る方法を考察してみた。☞https://www.youtube.com/watch?v=1fFEROP49jM




・売れるとは「名前が売れる」ということ

「売れる」の基準は知名度。

収入や仕事量は「食える」の基準なので、「売れる」の基準ではない。

「名前が売れる」には3つの段階がある。


・①「大衆(マス)に売れる」段階

大手企業からのCM依頼や公的な機関からの仕事のオファーが来る。


・②「業界内で売れる」段階

お笑い番組をよく見ているファンやバラエティ制作のスタッフ陣の中で名前が知られている。

「今、キてるね」、「きっかけを掴んだね」といった言葉で表現されるレベルの知名度。


・③「ライブシーン(下積み)で売れる」段階

メディア出演は殆ど無いし、業界の関係者にもまだ知られていない。

お笑いマニアの中ではすでに名前が知れ渡っている。

一般的な言葉で言うと「次に来る芸人」といった言われ方をする知名度。


・賞レースで名前が売れるのは業界の内部だけであって、大衆に名前が届く仕組みになってない

直木賞などで候補に残った作品を全て知っている人は、ファン以外なら少ない。

話題になったモノならともかく、ほとんどの作品は大衆には知られていない。

*M-1は、オリンピックやワールドカップみたいなもので、ファン以外の人達も注目しているからこそ、大衆に名前が売れる。


・ライブシーンから業界の中心地に名前を売る手段として、賞レースは非常に効率が良い


・大衆(マス)に売れる3つの方法

A:ネットが普及し、各個人がそれぞれ自分の興味に合わせたメディアやコンテンツを選ぶ現代では、「マスメディア」はほぼ存在しない。深夜番組のレギュラーや100万登録では大衆に名前が届かない。

B:運次第なので、非現実的なやり方。例として、フェンシングやソフトボールなどのスポーツにブームが来た時のトップ選手の知名度が一気に広まるイメージ。

C:現代に通用する唯一の方法。自分が業界内で売れるまでに培ったスキルや人脈、趣味や影響力を活かして、他業界の人達に地道に営業をかけて、他業界のファンの人に名前を売っていく作戦。現代では全員が見ているマスメディアがない以上、自らの足で他業界に営業をかけ続けていく地道な戦略だけが、大衆に売れる唯一の方法。



・売れる為に必要な「世間からの評価(=表の顔)」と「ファンからの評価(=奥の顔)」



・M-1で名前が売れた後の、オードリーの戦略

世間に向けて表の顔を作る春日とファンに向けて奥の顔うぃ作る若林という役割分担をして、2種類の評価を上げていった。


・イメージ戦略の4パターン

ネーミングとは、企画のタイトル、肩書き、名前の呼ばれ方など。

人間関係とは、誰と共演するのか、関わるスタッフさんは誰か、共演者の人数やポジションはどうか、ひな壇に何十人もいるうちの一人なのか、それとも中心にいるMCなのかなど。


~~~個人的感想~~~


・自分はそこまで「売れよう」という気持ちは持っていない。もちろん、フォロワー数が増えて、ビュー数が増加していくのは有り難いことだなと思う。ただ、自分がアカウントを消してしまえば、これまでの関係は無になってしまうという脆い間柄だと思っているので、それらに対して躍起になるようなことはしたくないなと思っている。自分の内にあるものを外に出せれば、それで良いかなと思ってます☟


・個人的な思いとしては、「競争よりも共創」というものがある。誰かと競って勝負するんじゃなくて、誰かと共に新しいモノを創っていきたいという気持ちが強い。なので、誰かが何かをする際に、求められる自分でありたいなと思うし、そう思ってもらえるような自分になる為に、スキルなり経験なりを日々高めていきたいと思っている。


・この記事で書いたことだけど、

自分の書きたいことを書くのが一番の目的である。それが他人様に対して少しでも役に立てば、書き手冥利に尽きると思っている。まぁ、このnoteを続けていたことによって、「ボランティア先が見つからない」という方からの連絡を受けることが出来たので、noteをしていて良かったなと思う。


・自分としてはこれからPiA-Ausbildungをやって、最終試験に合格したら、ドイツで森の幼稚園の先生として働いていきたいと考えている。そして、その後にいつか「ドイツの森の幼稚園」についての本を書いてみたいなと思っている。尊敬する立川談志が「現代落語論」を書いていたので、自分は「現代森の幼稚園論」みたいな感じで書きたい。なので、noteはずっと続けていきたいなと思ってます。やっぱ、森の幼稚園は自分の好きなものなので、自分なりの意見をまとめあげて、形に残したいなという欲はありますよね。その基盤として、noteを活用していけたらなと思ってます。


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