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文章を添削すること。

この間、母校の学生さんから、
学会抄録の内容を添削して欲しい
との依頼がきた。

僕が学部修士でやっていたプロジェクトの続きの内容であるためだ。

期日が迫っているようで、
早めに添削して欲しそうだった。

その日はたまたま実験がゆるい日で、
添削の時間を作ることができた。

送られてきたファイルを見てみると…
これはマズイ。
方法が間違っているし、表記も間違っている。
文章も分かりにくい。

これではいかんと、
1時間かけて直した。
(ちょっと時間をかけすぎたと後で反省した)

wordの校正機能で添削した文で真っ赤になり、
元の文章がほとんど残っていないかもしれない…

この状態をみて、僕が初めて指導教員に出した
申請書を思い出した。

返ってきた申請書は添削されて
真っ赤っかだった。

真っ赤な申請書をみて
絶望した。

でも、今になって思う。

指導教員はこんなにも時間をかけて
僕の申請書を直してくれていたのか。

間違っているところはここだよ、
こう書いたらもっとわかりやすくなるよ、
というメッセージを込めて添削していたのか、
と。

これまでの指導教員の添削の意図を汲み取って、
僕の文章に活かしたい。
今までの僕への添削を僕の糧にする!
と改めて強く思った。

後輩の文章を添削して、
僕の文章を今まで添削してくれた人に、
本当に感謝した。
ありがとう。

これからも僕は書き続けます。
もっともっと文章の腕を磨きます。