見出し画像

専業主婦時代の思い出③

こんにちは。キャリアにブランクがある方の再就職・キャリアアップのサポーターきくりんです。前回に続き、専業主婦だったころのことを書いてみたいと思います。記事の最後に、「やってよかったこと」も書こうと思いますので、よかったら参考にしていただければと思います。

子どもたちが小学生になると、PTA活動がありました。自己紹介にも書きましたが、私は子どものころから人前に出るのがとても苦手でしたし、専業主婦として過ごしているうち、何でも家族優先で、引っ込み思案の傾向がますます強くなっていたと思います。

そんなわけで、自分にはPTA活動は無縁のものだと思っていましたし、毎年の役員選出は、何とかして逃れようと思っていました。

しかし、息子が小1のとき、当初役員に選出されていた方が事情で辞退され、担任の先生が1人ずつ電話で「1本釣り」をしてこられたため、断り切れずに役員を引き受けました。

役員を引き受けると、ときどき活動のために学校に行くことになります。他の方たちと活動するうち、抵抗感はわずかずつですが減っていきました。

そんな中、子どもたちに「読み聞かせ」をする活動が立ち上がることになりました。これはPTA活動とは別のボランティア活動でしたが、学校関係では自分にとって初めて「面白そう」と思える活動でした。相変わらず引っ込み思案だった自分には、他にどんな方が参加されるのか全くわからず、かなりハードルが高かったのですが、思い切って参加することにしました。

読み聞かせの活動は思っていた以上に楽しいものでした。聞いている子どもたちの反応も直接感じられ、やりがいがありました。読み聞かせだけでなく、「素話」を取り入れたり、子どもと一緒にちょっとした小道具を作って取り入れてみたり、どんどん楽しくなっていきました。

読み聞かせの活動だけでなく、得意だった手芸を生かして学校行事に子どもたちと一緒に簡単なマスコットを作るイベントをさせてもらったり、たっぷりある時間を学校での活動に使うようになりました。

それ以前の私だったら、知らない人たちの中に入って活動するのはものすごく勇気のいることでしたが、一度行動を起こしてみたら、思いのほか活動が広がっていきました。これは、私だけでなく、子どもたちの行動にも影響があり、市の広報誌などから情報を見つけてきて、学校外での面白そうな活動にどんどん申し込むようになりました。私自身も、再就職後も職場外のいろんな活動にどんどん参加していけるようになり、自分の視野を広げることにつながりました。引っ込み思案だった自分からは大きく変化したと思います。

今すぐに仕事を始めない方も、興味のあることにはどんどん参加するようにしておくといいと思います。(今は、オンラインで参加しやすい活動もたくさんありますよね)行動することで可能性も広がると思いますし、「仕事」ではなくても、いろんな活動で身につけたスキルは、将来アピールポイントにもなると思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?