こんにちは。キャリアにブランクがある方の再就職・キャリアアップのサポーターきくりんです。今日は、前回の記事

で書いた5つのポイントの中の2（方向性を決める、土台を作る）について書きますね。

キャリアにブランクがあって、再就職を考える方には、働く目的をじっくり考えてみてほしいと思います。

• 子どもの教育費の一部でもまかなえる収入がほしい

• 経済的なゆとりがほしい

• 時間ができたので働きたい

• 自分の能力を試したい

• 仕事を通して知識を増やしたい

• 個人として認められたい

まだまだあると思います。
目的によって、働き方も、選ぶ仕事の内容も変わってくると思います。

私の場合は、以下のような感じです。

こちらの記事に書いた通信添削の仕事のことがきっかけになりました。通信添削の仕事はやりがいはあったのですが、期限が厳しかったのです。1週間できっちり添削を完成させて返送しなければなりません。子どもの病気とか学校行事などで時間が取れない日があると、期限に追われることになり、期限前日に徹夜に近い状態になることがありました。それなら、決まった時間外で働いた方が体力的にも楽なのではないかと思いました。

ですが、現状への不満だけでなく、「外で働く」ということを具体的に考えておけばよかったと思います。自分の働き方について十分考えていなかったことが、職場に対するちょっとした不満を大きくとらえることにつながり、後に転職を繰り返すことにもつながったように思います。

思えば、新卒で就職したときも、私は働く目的をあまり考えていませんでした。

自己紹介で書いた通り、私が学校を卒業して就職したときは、男女雇用機会均等法施行のタイミングでしたが、まだまだ男女平等ではありませんでした。同じ学校の男性には段ボールに一杯の資料が送られてくるのに、女性には何も送られてこなくて、自分たちで応募先を開拓するしかありませんでした。そんな中、「総合職」という言葉に魅かれて就職しましたが、その目的は「なんとなく」だったと思います。

目的を持って働くことは、多少の苦労があっても頑張れる原動力になる、と思います。これからの私は、再就職・キャリアアップを目指す方のサポートをするという明確な目的を持って働いていきたいと思います。