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肩を痛めるディップスのやり方3選

肩を痛めやすいディップスのやり方を3つ紹介。

これと逆のことをやれば、肩を痛めず胸に効かせることができる。


①肩関節を伸展させすぎ

肩関節の伸展というのは腕を体側に垂らした位置から腕を後ろに引く動作のこと。

ディップスを行う際は必ず肩関節が伸展がおきる。

ただ肩の伸展が増えれば増えるほど、腕の付け根を痛めやすくなるのだ。

この肩関節の伸展可動域は正常「50°」と言われており、50°以上伸展させると痛めやすくなる。

もちろん個体差はあるが、行う際は伸展させ過ぎに注意しよう。


②肩甲骨が前傾しすぎている

前傾とは前に傾く動きのことを言う。

この状態で伸展すると、少し伸展しただけでも肩の前側にかかる負担は大きくなります

しっかりと肩甲骨を後ろに倒した状態(後傾)で行うとよい。

ただ

「しっかり胸を張って肩甲骨を寄せる。」

これだけ意識してもらえればここに関しては問題ない。


③上体を起こしすぎている

①の話に通じる話だが、上半身を起こしたまま行うと肩関節伸展の動きが大きくなるので肩のストレスが増える。

この図を見てもらえればわかるだろう。

こうなると①で話した正常な可動域以上に動いてしまい、肩を痛めやすくなってしまう。

これを解消するには、シンプルに体を前に倒せばいい。

体幹を前傾するためには、少し足を後ろに引くことが大事だ。

足を後ろに引けば必然的に上半身を前に倒すことでバランスを取れる。

つまり勝手に前傾できるのだ。

うまい人はだいたい後ろに足をひいて、足を組んで行っているだろう。

あれはバランスをとりやすいからだ。

少し体を前に傾けて行うと安全に行えます

この3つは意識しておこう。


ってことで今日の授業終わり。

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