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トレーナー必見「座りすぎが体に引き起こす影響」

座る時間が長くなるほど死亡リスクが増えるなど、座りすぎは多大なる健康被害を与える。

今回はトレーナー目線で、座りすぎが体やトレーニングにおいてどのような影響を与えるのか詳しく解説。

まず座りすぎるとデスクワークによく「ある姿勢」になりやすい。

これはわかると思うが、腰や胸が丸まって頭は前に出ている姿勢だ。

この姿勢を長時間続けると下記のような問題が起きる。


❶頸部伸筋群の過緊
❷胸椎の可動域低下


それぞれ解説。

❶頸部筋群の過緊

背中が丸くなるといわゆる「頭部前方偏位」が起こりやすい。

平均的な人の頭部は約4.5kg。

頭部が体の前方へ2.5cm移動するごとに首への負担は4.5kg増える。

仮に7.5cm移動したら13.5kgの重さが首にかかる。

これは6歳の小児を首に抱えているのと同じだ。

背中が丸くなると首も丸くなり目線は下がる。

その姿勢ではデスクワークをする時にも、画面が見えない目線や首自体を上に向けなければならない。

すると頸部の伸筋群が過剰に使われ首や肩の痛みにもつながる。

肩こりや首こりが起きる原因の一つでもあるな。

解消していくためには、やはり顎を引いていく必要がある。

そこでチンインエクササイズがおすすめだ。

二重アゴを作るイメージでやってみて欲しい。


❷胸椎の可動性低下

デスクワークの姿勢ではいわゆる「猫背姿勢」になっていることがほとんどだ。

この姿勢では胸椎は大きく後弯している。

胸椎は元々構造的に後弯があり、屈曲方向の動きが出やすいため多くの方は無意識にこういった姿勢になりやすい。

胸椎の後弯が過剰に起きると何が問題になるのか?

胸椎も他の関節同様、伸展・回旋などの動きもある。

特に伸展に関して制限が起きると背中の筋肉が収縮しづらく、また胸椎の代わりに腰椎で伸展を代償することで腰痛につながりやすい。

胸椎の伸展や背中の筋肉の収縮を促すことで解消しやすい。

ではどのようなエクササイズがおすすめか?

結論「コブラエクササイズ」がおすすめだ。

というかうつ伏せのエクササイズは基本やっとくといい。

あと四つ這いのエクササイズもだ。ぜひ実践してみてくれ。


ってことで今日の授業終わり。

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