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2019年機材の旅

きくよはどこから来て、どこへ行き着いたのか。

今年触れた機材をレビュー。
購入検討の参考にしてもらえば。

ハード編

・KORG volca drum
出ると聞いた瞬間から惚れた。ソフトシンセ的な機材だと思う。グリッチライクな動きができる。
ステップジャンプの仕様がvolca beatsと違うんだけど、こちらの方が良い。キーを押している間だけそのステップが再生され、離すと今いるべきステップに飛ぶので、好き勝手しても離せば元のフレーズに戻れる破綻しない。素晴らしい。
Digitaktのせいで出番がめっきり無くなったのを憂慮している。グリッチ、エレクトロニカを作ろうかな。

・KORG volca modular
パス。結線しにくそうだな、インターフェイス分かりづらいな、と思ったので。
モジュラーやるならまずソフトでやるかな。

・Arturia microfreak

コスパ最強なデジタルポリシンセ。エンベロープカーブが変えられたり、セミモジュールだったり、下手なソフトシンセより高機能だと思う。
音色部分の操作性が悪いことだけネック。予め作り込んでおけばどうでも良くなるだろうけど。

・Elektron Digitakt
基本機能はサンプラー、MIDIトラックもあるのでグルボ的な使い方ができる。ワークフローが良い。良すぎてバシバシ曲が作れる。
現在、完全にMIDI母艦になってしまっているので、来年はサンプラーとしての真価を発揮させてあげたい。やれることがいっぱいあって、創造性が刺激される!

https://ja.elektron.se/products/digitakt/ ←何故か埋め込めなかった

・x0x-pro(x0xb0x)
素晴らしい303クローン。ディレイかけると一日中遊べる。
いろいろ書きたいことがあるので別記事にまとめる予定。

https://www.digimart.net/cat06/shop5051/DS05553217/

・KORG monologue
ずっと前から気になってた。
ヤフオクで赤カラーが出てて、安いから入札したらうっかりそのまま手に入った。
高速LFOが唯一無二。OSCのsync, ringモジュレーションやShapeで意外なほど自由度高い。中古価格も控えめでかなりオススメできる。
ノブ重めだし、操作感が全体的に良い。
Digitaktへの入力用、DAWのMIDIコンとしての運用を整えている。

・Behringer Crave
年初にアナウンスがあって、年末の発売をずっと待ってたセミモジュラー。かわいい。
アシッドに便利な4段ラダーフィルター。いいぞー。
届いたらなんか書く。

・Behringer Neutron
セミモジュラー。FiveGで試奏。
良いんだけど、フィルターが12dBで緩いな、と感じた。だからなのもあって、Craveに期待してコレはスルー。面はかっこいい。

・Behringer Model D
通称ベリモーグ。FiveGで試奏。
KOMPLETEのMonarkを触っててMOOGの操作や音は分かってた。やっぱり自分の出したい音とは違うかな……とスルー。実際、曲に使ったら印象変わるのかなぁ?

・Behringer MS-101
SH-101のクローン。試奏したかったが置いてなかった。
MWNNがSH-101使ってたと聞いて興味を持ったが、現代で積極的に選ぶ理由は?どうせベースに使うんだったらCraveとかそのへんで良くない?と考え直しスルー。
もし買うならRoland SH-01Aでしょう。あっちは4ポリだしコンパクトだし。

・IK UNO DRUM
FiveGで試奏。良さげだったんだけど、買うタイミングを逃してしまった。ブラックフライデーで激安になったとき、最悪売っても損しないので買おうと思ったら期限過ぎてた。もったいない!

・KORG minilogue xd
FiveGで試奏。これは良いな!と思ったが、でかい。また、ここまで来るとソフトで良くない?と感じてしまった。xdは高いんだよ〜。ゆえにモジュール版共々スルー。

minilogue xd - POLYPHONIC ANALOGUE SYNTHESIZER | KORG (Japan)音作りとパフォーマンスの可能性を高め、進化した新世代のアナログ・シンセサイザー。www.korg.com

・KORG NTS-1
面白そうな機材だったのでツイッターで積極的に拡散していた。主にエフェクターとして使うことを想定。高品質。しかしミニプラグは意外と煩わしいな……
C言語知らないマンなので皆の衆に頑張っていただきたい。勉強はしたんだよ?組めそうな気がするけど、それよりあなたがやった方が早いでしょ……?

・Roland MC-101,707
タイムラインが沸きましたね。私はスルーしました。DAWでいいかな……と。何でもできる!と言われると階層の深さ、操作子の数を評価するのですが、101は少なすぎだと感じました。707はでかすぎ。
実際触ったらそうじゃないかもしれないけどね。
そして既にDigitakt持ってたし。

・Roland TR-8S
もし試奏が叶っていたらDigitaktでなくこちらを買っていたかもしれない。TR-8が非常に良かったので。今でもいいなーと思っている。買わないよ?

・Electro-Harmonix Green Russian Big Muff
コンパクトでカラッとした出音のディストーション/ファズ/サステナ―。volca bassやx0xに差す用。でかいビッグマフも持ってるがそれと置換。

・ZOOM G1 Four
マルチエフェクター。同社MS-50Gと比較して、操作しやすいこととルーパーが入ったのは良いが、ディレイのタップテンポが無くなったのは許せない。いちいちルーパー画面に入らないとBPM調整できないのは煩雑。しかも画面ロードが遅い。

プラグイン編

・NI Massive X
KOMPLETEをアップグレードして入手。
波形が表示されるので使いやすくなった。
ユニゾンは無印のほうが好み。
モジュレーションの種類が多いので楽しい。
ルーティングも自由だしね。

・NI Reprika XT
KOMPLETEをアップグレードして入手。
アナログモデリング的なディレイでは今持ってる中で最強。セッティング項目、インターフェイス共に良作。

・Soundspot UNION
安いし仮置きとかするのに便利そうで買った。OSC3は自動生成されるウェーブテーブル何だけど、混ぜるときらびやかになるのでナルホド。これは他のシンセでも流用できそう。

・Nexsus3
保留。Massive Xあるし、セールしてないし。

・Arturia Pigments2
保留。Falconがあるからいいかな……

今後の展望

とりあえず半年くらいは現状ままで。
欲を言えば、ハードのディレイがもう一つあれば、というくらい。ベリとかの安いので済ませるか、マルチを増やすか、良いものを買うか。選択肢が多いのでやっぱり保留。まず曲を作って不満があれば対応という形でよろしく。
いいリバーブもあればいいが、コントロールできるようになってからで十分。マルチにそれなりのは入ってるし、センドリターン用に安いのあるし。
DTMもどんどん曲を作るのが優先、プラグイン増やしても意味無いのでよほど良いものが出ない限り全部スルー。

Digitaktとx0xでだいぶ使っているのもあり、しばらく潜伏。合計金額考えたくない……まあどうせいつか死ぬしな。金は使わなきゃ。
来年は慎ましやかに生きましょう。

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