先日ちらりとお知らせいたしましたが、
「恋は隠すに忍びない」の第8話の配信がスタートしました。

まず、読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。
読んでいただけたんだなと実感できる時が、やっぱりとても有り難くて嬉しいです。

8話はちょっとボリューム増でお届けしています。
今回は少しだけ、8話のことを書いてみたいなと…
以下、ネタバレというほどではありませんが、内容に少し触れています。

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今回は「稲羽と忍びの関係」「頼高からみすずへの気持ち」をきちんと描ききれるか…ということ

そして物語が始まったときから、いつかはこの瞬間を描くときがくるだろうと漠然と思っていた、今回のラストの場面をしっかり描くこと

…が、今回私の中でとても大きなことでした。

この描き方で伝わるだろうか、ここまで読んできてくださった方に楽しんでもらえ、納得してもらえるだろうか…と
いつも思うことではありますが、今回は特にドキドキしながら配信日を迎えました。

い…いかがだったでしょうか…

特にラストの場面は、
これまであまりはっきりとそういう場面を描いたことがなかった、ということもありまして
ネームを出す時すごく緊張しました(笑)
（いや、ネームを出す時に緊張しないことなんてないですけどもね…）

これまで読んできてくださった方
2人を見守ってきてくださった方に
届いていたらいいな…と思っています。

私はこの漫画が商業デビュー作なのですが、
長編創作自体も、この作品が初めてです。
どのくらい風呂敷を広げるのか、どのタイミングで事態が動くのか
このキャラは必要か、どのくらい重要か、等
担当様からも様々な指摘をいただいたり、いろんな試行錯誤と軌道修正があり、なんとか8話までくることができたことに、まずは本当に感謝しています。

なんやかんやと、ここで内容のことを語るのはやっぱりちょっと違うかな…という気持ちもあり、
漠然とした言葉ばかり綴っておりましてすみません💧
ひとつ裏話的なものというと、
八雲というキャラクターは、いつか出したいな、とわりと序盤からぼんやり考えていたキャラだったりします。ネタ出し後いちばん最初に作ったネームにも居ました。実は！（即ボツ）
話が進んでこれまでも2度ほど出そうとして頓挫していたので、もう出ないかもな、と思っていたりもしましたが、今回無事に形になってよかったです。

8話は昨年制作していたのですが、
ちょうどその頃お仕事でも私生活でも環境変化が多くあり、
また別名義で描かせていただきました
『マンガならわかる！「古事記」』のスケジュールが結構ハードで……笑

ちょっとメンタルがてんてこまいになったりもしていました。

そんなわけで去年は2話分しか配信にこぎつけられなかったので、
今年はもう少したくさんお届けできるよう頑張りたいです。

表紙並べ画像がにぎやかになりました。次はどうしましょう…
8話は青色メインにしてみました。桔梗の花と星とでちょっとメルヘン…
表紙を描くのは好きです。なので、わーい増えたー！と並べています（笑）

毎度の事ながらとりとめもない文章になってしまいましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
9話以降もガンガン制作中なので、この先のみすずたちのことも見守っていただけましたら嬉しいです！