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自分の好きなものを共感できるって超いいよね #20180102

バーチャルのど自慢を観て、NHKってすげえなあって思いました。


番組構成はいつもののど自慢でありながら、Vtuberそれぞれのキャラクターがちゃんと表に出ていいなぁって思った。あと出演者に漫才師とか混ざってたり、歌ってる時にバーチャル空間内でロケットが飛んだり、いつもだったら絶対聴けない合格の時の鐘のメロディのアレンジが色々あったり、随所に工夫が見られてて、いち視聴者として素直に面白かった。


どっちかっていうと、今日すげえなぁって思ったのは、当たり前のように小林幸子がゲストにいたり、小田切アナウンサーが番組が進むに連れてどんどんバーチャル空間でのコミュニケーションに慣れてったりしてたところで、サブカルチャーとお茶の間の垣根がなくなってることかなぁってこと。

お茶の間っていうと少しニュアンスが違うので訂正すると、多くの人に受け入れられるような工夫が、当たり前のようにされてるのがなんかすごく嬉しかった。

僕は別に全員が全てのカルチャーに好きになってほしいと思ってる訳じゃなくて、そのカルチャーを好きな人が勝手に増えればいいと思ってる。カルチャーを盛り上げたいと思う人がいるのは、それに対して圧倒的な夢みたいな可能性を感じてたり、人口が増えることでできることの規模が膨らんでったりするから。
それを好きな人が増えるほど、エモい瞬間とか、ドラマとかが生まれると思うんだよね。そんな風に心が震える瞬間がたまらない。

一昔前は、深夜アニメとかライトノベルってだけでなんか偏見あったり、「萌え」って言葉が何かを揶揄するように使われてたりしてて、サブカルチャーに対する息苦しさが今より数段あったと思うんだけど、そのうちきっとそれすら考えられないほど、多様性が当たり前になってくのかな。そうだったらいいな。

個人的には、Linked Horizonが紅白で紅蓮の弓矢をやったり、小林幸子が千本桜を歌った時に、「時代変わったな」感をすごい感じた。
今回のバーチャルのど自慢の小林幸子みたいに、カルチャーのHUBになりうる人が増えたら、もっといろんな人がそれぞれ好きなものを見つけられるようになったりして、本当に楽しいだろうなって思う。

自分が好きな音楽とか好きなアニメとか漫画とか、それのどこが好きって語って共感する幸せっていつの時代も変わらないと思うんだよね。僕は自分勝手にその可能性を増やして僕も勝手に幸せになりたい。それだけ。

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