esseigasuki
僕が知る文章の上手い人はやはり「考えすぎる人」に多い。誰も気にしないようなことを細かく分析できる人だが、繊細さのあまり心配性な人も多く、小さな不安が大きな負担となっていわゆる「病む」人でもある。
だからこそ、その気分の抑うつも文に乗せることができて、美しい抑揚のある繊細な文が出来上がる。また文自体への愛も感じる。文自体好きなのか、それしか表現方法が無かったのか知らないが、仕事で文を利用する人の簡潔明瞭さだけのあるそれよりも、複雑だが流れるような美しい内容と表現にはただ感心す