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これが看護の心


朝の検温ひとつににも心を配ること。

「『おはようございます。今日はいかがですか?』
と体温計を渡す前にまず患者さんの様子をよく見なさい。
明るく大きな声で声をかけて良さそうなのか?
冗談を言っていいのか?
カーテンや窓を開けてもいいのか?
そのまま静かに検温だけした方がいいのか・・・
その気配りを瞬時に見極めなさい」

と、いつもおっしゃっていました。

今でもそれが看護の基本、看護の心だと信じています。

もう、私にとっては婦長さんや病院で習うこと全てが新しく、嬉しく、興味津々でした。




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