ジョージの魔術に目が眩む
だいごろう最近はつかまり立ちが様になっている、歩くのはもう少し先のようだが興味関心が凄い、目を爛々とさせてそのものへ向かって進んでいく
おいジョージ、何をやっているそこは私の席です。ちゃんに押してもらうための乳母車でございます。
どきなさい!ふざけるのもいい加減にしなさい!もう一緒に遊んでやりませんよ!ジョージ!
だいごろう何怒ってるのよ〜、あそぼーよ。
こらジョージ!何をふざけているのですか!
わ〜いじゃありません!これは私がちゃんに推してもらう乳母車なのです!
え〜い!もう怒りましたよ!こんにゃろめー!
えい!えい!えい!えい!えい!
えい!えい!えい!ん?あれ?私は何を、ん?ジョージじゃ無い、ほこり君じゃないか、なぜ君がここに、ジョージを乳母車から出そうとしていたのに…
こらージョージ!!風車を使って妖術でも使いましたね!
だいごろう!楽しいよ〜、面白いね〜。
面白く無い!この万年スマイルジョージ!次こそは本気で行きます。ちゃんの子供として恥をかくわけにはいきません!情け容赦無用でございます。
とりゃーーーーーー!!
あれ?なぜほこり君が…
あーーーくそーーーまたもや風車妖術にかかったか!ジョージ!もう許しません、抜かせてもらいます!ジョージ覚悟ーー!チェストーーー!
うあーほこり君ーーー!
なんでここにーーー!
誰だーほこり君を傷つけたのは!!
ほこり君ごめんよー今お助けいたす!!
きさま〜ジョージ!この妖術使いめ!!
許さんぞ〜
は!暑い!そして痛い!なんだこのチクチクは!
あーーージョージめーーー!
乳母車を返せ〜。
だいごろうとジョージはひとしきり遊んだ。
みんなに遊んでもらっている。
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