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Le Grand Contrôle : ① Canapé du 18e siècle 18世紀のソファの座り心地

昨年初夏から遡って…

Covid2019でロックダウンだった2020年を経て、2021年のフランスは、まだまだマスクの着用が義務付けられていたり、ワクチン接種証明がないと列車やカフェが利用できなかったりと不自由ながらも、建設中だったラグジュアリー施設やホテルが立て続けにオープンし始めて、華やかな初夏になった。

口火を切ったのは、ヴェルサイユ宮殿の敷地内に鳴り物入りで6月早々にオープンしたホテル・Airelles Chateau de Versailles ≪ Le Grand Controle ≫ ( ル・グラン・コントロール )

Copyright de photo : Renee Kemps Airelles Chateau de Versailles, Le Grand Controle

ご縁あって、その7月早々に案内していただいて、ディレクトリスや支配人にお目にかかって、ダブルエクスプレッソと焼き菓子をゆったりいただきながら、生き生きと輝く瞳で(予定よりかなり長引きながらも)実現までのストーリーやそこに至るまでのコンセプトのもとになった生い立ちや価値観に触れられたのは、私の財産 ー いつも思っているけれど、心に残るものは世界のどこに暮らすことになっても一生自分と一緒にいられる大切なもの。

Copyright de photo : Renee Kemps Airelles Chateau de Versailles, Le Grand Controle

このホテルは、まるで当時のヴェルサイユ宮殿の中に滞在している感覚になれるように作られている。調度品は当時のものを修復し、部屋にもそれぞれ縁の名前をつけるなど、タイムスリップ感がたっぷり。そのコンセプトが、他の2社グループとの競合に勝ち得た視点と情熱だったよう。今も大ファンが多い漫画『ベルサイユのばら』は、私は宝塚のお芝居での方が印象が強くて、あまり細部を知らないけれど、ベルサイユ宮殿とその歴史に関しては、ソルボンヌ大学の文明講座のレポートを書かなければいけなかったことがあって、5時間ヘッドフォンをつけっぱなしで歩き回った記憶や、息子が小学生の頃に、夫の両親と私たちとの5人で家族ツアー(という子どもを肌感覚で学ばせる目的で、非公開の部分案内してもらえる予約制の訪問スタイルがある)の想い出があって、少し懐かしいような感覚になるので、宿泊で利用することはないだろうけれど、食事やスパやアフタヌーンティーでゆっくり過ごしたい。

Copyright de photo : Renee Kemps Airelles Chateau de Versailles, Le Grand Controle

実は、いろいろな隠し扉や、目立たないしつらえがあって、サロンなどからはわからないけれど、こんなプライヴェートテーブルが楽しめる小部屋も、ある。(*紹介写真はいずれも、公式使用許可のもと提供を受けたもので、流用や転載はご遠慮ください。)


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