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それは、かわいそうなこと?

こんにちは!
親子と子どもの先生のための学びやきみのねの
子育て発達アドバイザー、保育士の徳田です。
お母さんと先生のためのnewsletterへようこそ。
このnewsletterを子どもに関わる全ての大人に贈ります。


いつもとは違う体の変化や突然のできごとが
家族に起こったとき、
または自分自身に起こったとき、
どんな感情を抱きますか?


悲しくなったり
怒りがわいてきたり
どうしようもない不安に駆られることが
あるかもしれません


その時の環境や人間関係によって
同じことが起こったのにも関わらず、
感じ方が正反対になる、
そんなこともあるかもしれません


今日はそんな同じ出来事なのに
正反対の気持ちが湧いてきた
私自身の体験談を綴ってみたいと思います


それは数年前の春、
原因不明の体調不良が続き、受診したところ
その原因は様々な食材の食物アレルギーだということがわかりました


食べることが大好きな私は
はじめのうち、それはそれはショックでしたが
原因が分かり、心に明かりがともったように、
すごくほっとしたのを昨日のことのように覚えています


それから、保育園のクラス担任をしていた私の
お弁当生活が始まりました


お弁当は作るのも
開ける瞬間も
なんだかちょっと特別な感じがして、
そのうちに自分がアレルギーだからお弁当を持って行っている
というよりも
好きだから、楽しいから、幸せな気持ちになるから
持って行っているという
気持ちでお弁当生活を楽しんでいました


そんなとき、


「アレルギーなんだね、かわいそうだね」
「こんなに食べられないものがあるなんて、大変だね」


そんな言葉をかけられることが多かったように感じます


一方で、クラスの子どもたちからは


「先生の今日のお弁当は何かな?」(わくわく)
「うわー!おいしそう!」(うれしそう)
「先生はお芋が大好きなんだね」
(ご飯の代わりにいつも焼き芋がはいっていました)
「焼き芋いいなあ。。」


こんな反応でした
(こちらが照れてしまうくらい嬉しそうな反応)


この違い、
とても大きな気づきを私にもたらしてくれました


そして今では



アレルギーの子の気持ちに寄り添えるようになった
アレルギーのお悩み相談をたくさんいただけるようになった
アレルギーの子でも安心して食べられるおやつ作りが得意になった
アレルギーになる前よりも健康になった


こんな嬉しい変化がありました


アレルギーがあると
気を付けたほうがいいことが
増えるけれど、
それは本人がかわいそうだと思っていなければ
かわいそうなことではない


これは、どんなことにも
言えるのかもしれません


かわいそう
よりも
あたたかな眼差しを



親子と先生のための学びやきみのね
主宰 徳田 朋美
profile
シュタイナー保育園で働いたのち、シュタイナーの治療教育を実践する療育センターの児童発達支援事業(2歳~6歳の幼児クラス)のクラス担任を6年間務める。現在は小さなシュタイナー保育園(3~6歳児)クラスの担任とし働き4年目。
支援を受けたいと思っているけれど、まだ受診はできていなくて不安だったり、グレーゾーンや様子見と言われ困っている親御さんや子どもに関わる先生方の力になりたいという思いから、2023年の2月に「親子と先生のための学びや きみのね」の事業を立ち上げる。
きみのねでは、シュタイナーの治療教育・感覚統合に基づき、病院のリハビリとは違う、暮らしや学校、保育園などで取り入れられる、感覚に働きかける発達を促す遊びやセラピーを発達講座や個別相談で伝えている。


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