続・武器を持つため

前々回の記事の続編です。
(キャンプディレクター1級講習会のお話はこちらから▶https://note.com/kimiragi/n/nb26c60132cac

今回は、キャンプディレクター1級取得のための検定会について。講習会は2泊3日で自由時間も多くありましたが、検定会は1泊2日と少し短めのスケジュールでした。
各種試験やグループ討議、面談など試練も多めでしたが、講習会で出会った方々との再会にワクワクしながら参加してきました。

その検定会に関わる記録です。


検定会ということもあり、参加することやこれまでのことよりも今後の方針におけるしっかりとした考えや軸、未来へのビジョンなどが求められるため、事前課題にもしっかり取り組む必要がある。

しかし、講習会終了後すぐに参加手続したものの、年が明けてバタバタと過ごしながら頭の片隅の片隅には存在していたこの検定会。いきなり言い訳だし、前回の記事がまさに!結果的に証拠を残したみたいになった。よくない、反省。

事前課題も締め切り間際に提出し、一応は準備完了。

当日の移動中、前回同じグループで仲良くなった方から連絡があり返信した。
前回、どんな感じで接してたか、忘れた。結構親しくなったとは思うが、一方的にだったかもしれないし向こうの感覚は分からない。継続的に直接会わないと距離の取り方や接し方が難しい。こういう場合2回目以降の方が気まずく感じることが多い。考えすぎだと思うし、結果会ったら意外と普通に話せたりする。
いつも陥るけどなんなんだこれ。

集合時間ギリギリに会場に着くと知った顔ぶれが多く、少し安心した。久しぶりの再会を楽しむ声やその他近況など色々話したそうな方もいて、みんなに余裕を感じた。一方、割と余裕のない私は、平然を装いつつも頭の中に詰め込んだ知識が零れ落ちないよう必死だった。

筆記試験は2種類あって、1つ目の試験は時間が余ったので、できるだけ丁寧に文字を書くようにした。そうするとバランスが崩れた文字が気になりだして、書いては消し書いては消しを繰り返し遊んでしまった。

グループ討議では、与えられたテーマについて関連する事項を含めながら自由に話をした。事前に個人それぞれがテーマに関わるキーワードを挙げて、それらを活用しながら進めた。

  • 日本のキャンプの現状

  • そもそも日本のキャンプって?逆に海外のキャンプは?

  • キャンプのスタイル

    • 不便なものからギア充実のキャンプやグランピングまで

    • ブッシュクラフト、ものづくり、どこまで手作りするのか

  • 過疎地や農業、その他産業とのつながり

  • メタバース、脳みそだけになる未来

いろんな話が出たが、いろいろな立場の方の意見から、実際に体験して五感を味わうことの重要性、自然や野外活動の魅力や素晴らしさなどを再確認でき、とてもいい時間になった。話したり聞くことに夢中で、もっと記録しておけばよかったと後悔。

2日目最初はプレゼンテーション試験。事前課題の1つで抄録を提出するのと当日までにプレゼン資料を準備した。抄録のサンプルが配られていたことをすっかり忘れ、さらに練習不足の影響で散々だった。
他の方の発表は素晴らしいものばかり、現場の方が多いこともあり実践的で具体性のあるものが多く、昨日に引き続き、本当に勉強になった。

  • 地域や自治体とコラボ

  • 高齢者と子どもや若者のコラボ、高齢者の知恵を借りる

  • 自然の中で行うリフレクションの効果

  • 楽しい!は最強、楽しんでたらいつのまにか成長、いざというときにも楽しめる強さ

  • 離島での活動の可能性(リトリート、ツーリズム)

  • 体験から学ぶこと、思考の哲学

キャンプや野外活動をただ実施すれば学びになる、わけではなくて、

どんな想いで、何を工夫して、どうやってプログラムを実施して、どんな仲間で取り組むのかなど、

それまでに考えることはたくさんあるしその準備があるから良いものが実施できる、かもしれない。
最後に「この6人でキャンプ企画打ったらハネそう」みたいな意見が出た。実際にやってみたら絶対面白いだろうな。皆さん強者ばかり!間違いなく最強に楽しいキャンプになる自信がある。

面談もありましたが、他が充実していたこともあり、正直もう忘れてしまいました。

今回もいい出会いと内容の濃い1泊2日になりました。ありがとうございました。
それぞれの地域で活動しながらも、次はいつどんなコラボができるか楽しみにしています。

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