2020年を振り返る

今年は出会いと別れの年だった。コロナ禍でなかなか人に会う機会がなくて、それでも「出会い」はあった。オンラインでまさかこんなに繋がれるとは思いもしていなかったし、去年の今頃は想像もしていなかった。Reing.Livingというコミュニティを友人から紹介してもらってZOOMのイベントに参加したり、友人とZOOM飲み会も何回かやって、昔の友人たちと「出会い直し」があったことも印象深い。「別れ」といえば、前の記事でも書いたように、婚約していた人との別れや、元彼を忘れようとしてなかなかできなかったり、別れに関して2020年はキーポイントだったように思える。別れを経験して思うのは、そこから新たに出会える「自分」にすごく私は興味があるということ。他人との「出会い」よりも、自分がアップデートされていくような感覚のほうがより快感を感じるような気がする。というか、そこまで衝撃的な他人との出会いって29年生きてきて早々無い。いつだって、向き合う相手は自分で、他人も自分を映す鏡だと思っている節がある。そろそろ自分を見つめることから、他人にもう少し興味を持ちたい。他人に興味を寄せるのが怖いのは、傷つきたくないから。それはもう何度も何度も繰り返し頭をよぎる。傷つき恐怖症はもう卒業したい。新たな出会いにもっとチャレンジしたいし、そうすることで違う自分に出会いたい。いつも同じファッション、同じ場所、同じメンバーじゃもうつまらない。私を変えるのは私と思いつつ、誰かが連れていってくれたらいいのに、とわがままなことを考えたりする。私の中の憧れの人はいつだって、かっこよくてスマートで少しユーモアがあって、中性的なあの人だ。そういう風になりたいなりたいと心の底で思っていても、なかなか一歩が踏み出せなかったりする。2021年こそはきっとそんな怖がりで臆病な自分を抱えながらも、バンジージャンプするかのように何か新しいことにチャレンジしたいなーとも思っている。ちなみに今年のバンジーは、某ファッション雑誌のモデルオーディションに応募してみたこと。ラッキーなことに予選通過して、ショーレース的なものに参加できたのは今年の糧になったと思う。挑戦してみて、心底表に出る人の大変さを思い知ったし、自分には向いてないということがはっきりした。それでも、そのオーディションに参加したことで、今まで感じたことのない感情、「友人やいつも応援してくれる人がいることに感謝」という言葉が真っ先に出てきて、本当にあったかい気持ちになった。独りぼっちではないんだということ、当たり前だけど、そういうことに気づけたのは良かったなぁと思う。それから、このnoteを始めたのも2020年の挑戦のひとつ。きっかけはたまたま見かけた面白い記事がnoteで、誰でもできるということで入り易かったのはラッキーだった。普段暮らしていてなかなか言えないこと、吐き出したいけど出来ないようなことを文字にして、誰かがそれを読んでくれたり、いいねと言ってくれたり、noteを使うことで外側へエネルギーが循環している感覚で、これはいいなぁと思い、こうして使い続けている。コロナで自粛期間が続いたせいか、うちにこもりがちになって、気持ちもどんどん落ちていってどうにもこうにも動けない時、思い出したようにnoteにつらつらと言葉を書くうちに、ほっとする自分がいた。ストレスを軽くするには、何にストレスを感じているか文字にするといい、と聞いたことがあるけれど、今こんな風に自分は感じている、本当はこうしたい、できない、わーん、みたいな弱音をここで吐き出したいと思うのは、それと似ているのかなぁと思ったりする。ストレスのはけ口と言ってしまうと、ナンセンスな感じもするが要するにそういうことだな、と思う。

2021年に向かって一歩づつ世の中が動きだしているのを横目で見ながら、私はまだ、うだうだと2020年のことを考えている。オリンピックが延期になったあたりから、世の中が不穏な空気になったように感じていて、気のせいなのかもしれないけれど、有名人の自殺も多かったような。。。自殺のニュースを目にするたび、誰かがそばにいてあげられたら、でもそれは自分じゃないんだよな、、と勝手な無力感に襲われていて、それは今も変わらない。そんな暗い空気の中を打ち消すように、「フワちゃん」や「kemio」に出会い、超ポジティブ&ハッピー!!なギャルのマインドに救われたのは、2020年皆同じだったのかもしれない。どうか、一日も早くこの世界が穏やかで平和なものになりますように。ポジティブなギャル目指して2021年もぼちぼちいこぉ~★★

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