見出し画像

三陸花火大会

時間的余裕がある状態なので、4/30(日)に陸前高田市で開催された花火大会にボランティアとして参加。しかも前日、当日、後日の三日間。結果として、参加して非常に良かった。距離的に近い位置にいる方は、一度は観覧したほうが良いと思います。おススメです。ボランティアとして参加するのもアリです。

前日(4/29)
会場内と外回りの2グループに分かれてお手伝い。自分は後者。活動時間帯は個々に異なるので、正確な人数は不明だが、参加者は15名程度。
既に設置されている交通規制案内板の内容が正しいか再確認と不要な情報のマスキング、路肩に設置されていれば歩道側に移設、未設置の交通規制案内板の設置、路肩に駐停車出来ないようにカラーコーンの設置等で、ほぼ一日の活動終了。風に飛ばされないようオモリを扱う作業が多いので、腕へのダメージがかなり蓄積され、夕食時にグラスを持つとかなりプルプル状態が続いた。

当日(4/30)
しばらく週間天気予報で当日の天気をチェックしていたが、雨のち曇りが変わることは無かった。朝、目が覚めるとはやり雨。しかも強い。かなりブルー。家を出発するときには、いつまで続くのだろうと晴れない気持ちでいたが、会場に到着する9時前には、雨はほぼやんでいた。時折ぱらつくこともあったが、雨の心配はなくなった。その変わり強風が会場内を吹き荒らす。前日、当日設置したテーブル、いす等が倒されるたび、元に戻すがイタチごっご。ある観覧エリアは一時的にクローズすることも。強風も夕方ごろには収まり、花火の打ちあがるころには、天候的ストレスは解消された。午前中は、未設置のテント等の設置と自分が担当する観覧エリアの作業の確認。開場の12時になり、受付方面をみると良い場所で観覧、撮影したい方々が走っている姿が見える。詳しくはないが撮影機材も豪華。打ち上げの19時までは、休憩と取りながら観覧エリアの該当色のリストバントをしているかの確認と観覧者への応対。外国の方々も散見され、たまに聞かれるのが、ほとんどがレジャーシートやクッション的なもの販売について。グランド内自由席なので、自前で用意しないと立ち見(エリアによっては席付きもあり)。情報の充実であったり、会場で販売、レンタルがあればいよいと思った。
19時になり、打ち上げ開始。ボランティアも花火を楽しんでよいので、パスチェック以外は観覧。肉眼でも見るが、スマホで静止画、動画撮りまくり。幅200m規模を間近で見ること、花火の進化(3次元的視覚)、色の鮮明さ、花火と音楽・楽曲の融合すべてが新鮮でした。巨大スピーカから聞こえる重低音やリズムも心地よかった。1時間半にわたって、1万5000発を打ち上げ、最後の5分を超える怒涛の花火は圧巻でした。最後の最後は宇宙にある銀河系のように見えたり、惑星が消滅する際の爆発みたいにも見えた。世の中、いろいろな争いが起こっているが、この花火を当事者が一緒に見たら何を思うのだろうと、ふと思った。終了後は22時まで、ごみの回収、撤収作業を手伝い帰宅。

後日(5/1)
『夢のカケラ拾い』という名の花火を打ち上げた場所の清掃に参加。花火の火薬を格納している球体の厚紙の欠片や、より木っ端微塵に砕けたもの、導火線の役割的なもの等々、花火の一部と思われるものを黙々と回収。意外と貝殻や枯葉、木片にも見える。欠片には火薬の匂いが残っており、やっぱり花火の一部だったんだなと実感。ちなみに、火薬の匂いは嫌いではない。人によって、花火のカケラの定義が異なる気がして、写真等で、これらと類似したものを回収してくださいと指示があれば、より効率的に回収できるのではと思った。回収していると、堤防の隙間には今回ではなく、前回のカケラと思われるものもあり、紙で構成されているものは、土にかえる素材で出来たらいいのにと思った。午前と午後、それぞれ活動し、3日間におよぶボランティア活動は終了。カケラ拾いには謝礼があり、10/8(日)に開催される花火大会のチケットを2枚(午前1枚、午後1枚)頂いた。
先のことは分からないが都合がつけば、またボランティアとして参加してもよいと思った。いろいろなことを体験できた花火大会でした。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?