池井戸潤作品だけじゃない。仕事をモチーフにした小説

半沢直樹の大ヒットをきっかけに数多く映像化されたことで池井戸潤作品が注目されてますが、それ以外にもお仕事系小説はたくさん。

実際に読んだ小説の中から、”仕事”に特化した小説をご紹介します。

クリエーター

モノを生み出す熱量が溢れる。バクマンとか好きな人はぜひ。

『小説王』

一発屋の小説家と編集者の二人が再起をかけた作品。白濱亜嵐さん主演でドラマ化、ヤングエースで漫画化もされました。

小説って、書き始める前にこんなに準備して、書いたあともこんなに修正していくんですね。

一方で、昨今の出版不況の中、作品をどうやって世の中に送り出していくか。編集者にもちゃんとスポットライトが当たっています。

熱い。情熱全開。

『ハケンアニメ』

派遣ではなく覇権。番組改編のスケジュールがあるからアニメは複数作品が同時に公開されます。その1クールでトップの作品が、覇権をとったアニメ=ハケンアニメ。

監督、プロデューサー、アニメーターなどの人たちが登場し、作品作りから聖地巡礼イベントまで展開され、クリエーター魂あふれる作品です。

2019年10月にはSKE48大場美奈さん主演で舞台化されるようです。

医師(産婦人科)

『産声が消えていく』

ミステリー要素は控えめ。その代わり産婦人科の現場がリアルに綴られています。人の命が関わる仕事ってホントに大変。

死刑囚に寄り添う人

『教誨師』

死刑囚に寄り添って、死刑囚と会話を続けた人の記録。ノンフィクション。

牧師でも僧侶でもなく、そういうボランティアのお仕事。

大杉漣さん主演で映画化もされました。

スピーチライター

『本日は、お日柄もよく』

スピーチライターという職業があることすら知りませんでした。華麗に日本語を操り、伝わることにこだわるスピーチライター。作品内の最初のスピーチエピソードで完全に引き込まれます。

比嘉愛未さん主演でドラマ化もされています。


#小説ソムリエ 始めました。 普段あんまり小説を読まない人でも、趣味・好きな映画などなどを伺って、あなたに合った小説をおすすめします。