"無理解"こそが争いと憎しみを生み出す。

先日の出来事。
自分の部下達が何やら揉めていました。
よくよく事情を聞いてみると、お互いのちょっとした無理解が原因で揉めてしまった様子。

ふと思ったのが戦争の類も互いの無理解が引き金になって引き起こるのだなと。
互いが互いの事情や状況等の会話をスルーする、結果その無理解が戦争や闘争といった負のベクトルにシフトしてしまう。現に世界中の歴史がそれをいみじくも証明していますよね。

自分達人間が何の為に進化してきたのか、何の為に言葉を交わすのか。互いの相互理解の為に対話或いは会話が出来るのではなかったのか、と思索することを禁じえない心持ちです。
人間は感情生物です。感情が存在するからこそ人間足り得るのです。無理解がその感情に驚く位の強大な影響を与える、それ故に憎しみが生まれ人間にイノセンシティブに備わっている闘争本能にダイレクトに伝達します。
その結果、戦争や闘争、果ては慈悲無き虐殺へと繋がってゆくのです。
"感情"と"言葉"を有するならば、それを理性的にコントロールし相互理解を促すことも可能な筈。
現在の世界は片一方の手で理解のふりをし、もう片方の手に銃を握る。余りに愚劣で余りに哀れです。
口では「戦争反対」と仮初めの言葉を発しその実今も世界中のあちこちで平然と大なり小なりの戦争が行われています。

『無理解こそが"争い"と"憎しみ"を生み出す』

この先現状が変化しないのであれば自分達人間は...絶滅するしかないのでしょうね。