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『きもので出産』との出会い


前回はこちら

今回は着物にハマりだした頃に出会ったある着物本のお話

着物にハマると
覚えがありませんか??

着物沼にも染織沼、産地沼、着物生活沼、着付け沼、などなど色々ある中で
誰しもが一度はハマるのが
【着物本沼】ではないでしょうか?

かくいう私も
妊娠、出産後の養生期は着物を着るより
着物本眺めてる時間の方が長かったので

着物雑誌は
美しいキモノを筆頭にきものサロン、婦人画報、七緒、きものなでしこ、KIMONO姫と書店にある着物雑誌をかたっぱし読み漁ったり

図書館の着物本コーナーはほぼ毎週のように借りたり
人のうわさにのぼる着物本はとりあえずググる、借りる、書店で買うでしたし(今から考えたらそのお金で着物が買えた…)

めちゃくちゃハマっていました

その中でもお気に入りは
着物まわりの手作り本が見ているだけでも楽しい君野倫子さんと
着物のある暮らしのイラストエッセイを書かれるきくちいまさん
凛とした着物姿でモノにストーリーを感じる着こなしが素敵な秋月洋子さん
のお三方でした

きもの本って見てるだけで楽しいんですよね~

本の影響で自作帯を作ったり、洋服地から着物を作ったり、反物から長襦袢を作ったりとお裁縫道具が小学生の時以来出てきたのもこのあたりから

『きもので出産』というきくちいまさんの著書は友達が見つけてきた本

きもので出産…
できるの!?

と衝撃を受けましたがせっかく妊婦なんだからやってみようか、と
妊婦時代に着物を着てみたり

妊娠七か月の頃、そろそろ半幅じゃないと厳しくなってきた


袴はいてみたり

妊娠八ヶ月の頃、袴は割と余裕だけど地面が見えない


出産後に着物で授乳してみたり
(さすがに写真は残ってませんでした・笑)

二人目の時は割と余裕をもって出来ました・笑

していました

人間、やればなんとかなるもんです

というか、昔は着物って生活の服として着られていたのだし
歴史的には洋服を着ていた時代より和服の歴史のほうが長いわけで
出来ないハズがないんですよね・笑

現代で常識だと思っている着物の着方は着物の長い歴史の中のほんの一部なんだよねえ、と実感したのでした

洋服時代の和服で温故知新
子育て期の着物は、昔の子育て現代の子育ての価値観のギャップなど、色んなことを考えさせられる時間でした。でも授乳期の身体の変化や、腰痛、ヘルニアになった事で生活の仕方に気を付けるようになった事、五感が敏感になりよりよい着付けを追求するようになったこと、自分の身体のあり方に目を向けられるようになったのは良かったのかな
そうして居心地の良い着付けを探すうちに着物とからだ沼にずぶずぶハマっていくのでいた

→次回
着物とからだ沼にハマる

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