私は狙っている_母の命日に思うこと
今日は母の命日でした。
次男が9歳なので、母が亡くなったのも9年前です。
今、気持ちが9年前とは全く違う場所にいます。
そのことを残しておこうと思います。
母が亡くなったのは突然でした。
体調が優れず入院していたとはいえ、「あと数日で退院だね」と話していた矢先のことだったので、病院で事実を確認するまで、全く上の空でした。その後、駆けつけてくれる親戚やご近所の方に、母が亡くなった状況を話しながら、上の空から降りてきた感じでした。
お葬式の時に、義父にこんなことを言われました。
「何も考えず、ただ、都度都度の、法要、お参りに乗っかっていればいいよ。そうすればちゃんと立ち直ることができるようになっているからね」
ほんと、その通りでしたね。
義父は40代で伴侶(義母)を亡くしているので(義母の33回忌も一昨年に終わりました)、その言葉には何となく重みを感じながらも、こんなに悲しい事実を受け入れていけるんだろうかと半信半疑でしたが、9年経って、確かにそうだと感じます。
四十九日までは毎週集まって寄り添って、
一周忌までは手探りで、
三回忌になると少し落ちついて、
七回忌でかなり立ち上がれてました。
49とか1、3、7、13。。。
え?どんな法則の間隔よ!?と思いますが、長い時間かけて多くの人が立ち直っていく中で導き出された間隔なんだろうと思います。
私は「母親」を失いました。
父は「伴侶」を失いました。
私と父とは全く別の境地にいて、また違う立ち直り方をしているのを感じています。
先日、伴侶を失った叔母が
「知穂ちゃん(私)は母親を失ったやん。(失う辛さは想像できるだろうけど)伴侶はね、また違うわ」と涙目で言っていました。
ちょっと。。。父や叔母の気持ちは分かりたくないから、私が夫より先に逝きたい!!少しだけ先、1日とか!!と、心の隅で狙っています。
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