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【映画感想】search サーチ

概要

本文は筆者が映画を見た感想を気ままに綴るものです。
映画を見る前に参考にしていただいたり、映画を見た後に他の人がどんな感想を抱いているのか? そんな際に役だれれば幸いです。

今回見た映画

おすすめしたい人

・少なくとも1日1回はパソコンに触る人(ITに造形があればあるほど楽しめそうです)
・子供を持つ親
・ミステリー好き

あらすじ

以下はアマゾンより引用したものです。

忽然と姿を消した16歳の女子高生マーゴット。行方不明事件として捜査が始まる。家出なのか、誘拐なのかわからないまま37時間が経過。娘の無事を信じる父デビッドは、彼女のPCにログインしSNSにアクセスを試みる。インスタグラム、フェイスブック、ツイッター…。そこに映し出されたのは、いつも明るく活発だったはずのマーゴットとはまるで別人の、自分の知らない娘の姿があった…。

ネタバレなし感想

全てがパソコンの画面の中だけで完結するってすごいアイデアの映画です。これ映画館で見たらそれはそれで面白いですし、自分の場合はパソコンで見ていたのでそれはそれで面白かったです。映画内のメール受信とか完全に混乱しました。
話はあらすじの通りなのですが、しっかり伏線が張られた脚本でうなりました。
タイトル通りサーチをどうやってるするかってあたりもすごいリアリティでした。あと、主人公の現在のPCはMacなのですが古いパソコンはWindowsでそこでいつの情報なのかわかるとか。
グーグルカレンダーで序盤とあるエピソードを表現したりとかその辺のインターネットなきゃ絶対書けないだろう? ってところの新しさが素晴らしかったです。

ネタバレあり感想

☆☆☆以降はネタバレありの感想です☆☆☆

テーマは親子愛。
犯人の動機も主人公の行動の原動力も親から子供への愛情によるものなんですよね、この映画。
いや、現時点で関係ないだろう? って犯人の息子くんがやけに登場しての印象付けはお見事だと思うんですよ。
あとはね、フリー素材の顔を利用して別人になりすましたりとかね、ネットで人物像サーチしてそれが結果伏線だったとか、「友達じゃない」って主人公の捜査では言っていた被害者の友人が注目度が高まるに連れて、「友人だった」って主張しているのがなんかもうザ・インターネットって感じだったんですよ。
これ、自分、字幕で見たのですが、字幕の付け所も単純に画面下部じゃなくて、しっかりとチャットの脇とかになってたんですよね。
これネイティブだったらより楽しめたんだろうなって思うとちょっと悔しかったです。
あと一点疑問があって、主人公が娘のボーイフレンドに殴られるシーンあったじゃないですか?
あれって顎の傷が右行ったり左行ってたのは自分の勘違いなんですかね?

まとめ

以上、映画感想でした。残念ながらインターネットのサービスライフサイクル早いのでこの映画で使われていたツールは古びてしまうでしょう。でもね2018年ごろのカルチャが保存されているって意味もあってもう一度なん年後かに見直したい作品です。

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