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尿漏れ改善は、腎臓を強くすることがまず大事

「尿漏れは、体が弱ることで起こりやすくなります。

色々な原因がありますが、まずは腎臓を元気にすることが重要です。」

尿漏れは、自分の意思に反して尿が漏れることを言います。

高齢者に多い症状と思われていますが、性別や年齢を問わず起こることがあります。

西洋医学では、一般的に骨盤底筋の衰えや肥満が原因といわれています。

また、泌尿器系の問題によっても尿漏れが起こると考えられています。

もちろん、尿漏れの直接の問題は筋力の低下です。

しかし、骨盤底筋などの筋力を鍛えても尿漏れが起こる人がいる一方、筋力があまり無いのに尿漏れにならない人もいます。

どうして、このような違いが出ると思いますか?

東洋医学の考え方では
腎臓の衰えによって、尿漏れが起こる
と考えています。


東洋医学の臓器に対する考え方

 東洋医学では、臓器は生命力の源となる元気が宿る場所と考えています。

スマホのバッテリーだと考えてください。

その中で、腎臓は親からもらった元気(先天の気)が宿るとても重要な臓器です。

腎臓が弱ると、老化現象と言われる反応が出てきます。

例えば
・白髪
・髪が薄くなる
・耳が遠くなる
・肛門の機能が低下する(痔や脱肛など)
・腰痛
・膝痛
・骨が弱くなる(骨粗鬆症)
・記憶力の低下
・集中力の低下
・根気の低下
・怖がりになる
・水分調節ができない

といったことが起こります。

また、腎臓は膀胱とのつながりが強く、膀胱に関する問題も起こります

つまり、西洋医学でいう骨盤底筋の低下や、肛門の筋力が落ちること、膀胱の問題など、尿漏れの全てに関わるのが、腎臓です。

肛門に力を入れて筋トレをするのもいいのですが、そもそも腎臓が弱いと肛門がうまく機能しません。

まずは、腎臓の元気を回復させることが、尿漏れの改善には重要です。

腎臓の元気を回復させる方法

 腎臓の元気を回復させる方法としておすすめなのは、
「腎臓を温めること」
です。

その方法について、いくつかご紹介します。

1.足の指揉み
2.土踏まずを温める
3.臍の裏に手を当てる
4.背中をこする

1.足の指揉み
 足の指の側面を、指で揉んでいきます。親指から小指まで、全ての指を揉んでいきます。特に小指は、膀胱に関係するので念入りに揉んでください。

痛みを感じない、心地よい強さで揉むのがコツです。

2.土踏まずを温める
 土踏まずの部分に手を当てて、こすります。暖かさを感じるまでこすってください。

3.臍の裏に手を当てる
 臍の真後ろに中指が当たるようにして、背中に手を当てます。ちょうど腎臓がある位置に手があたります。

背中が温もりを感じるまで手を当てます。

4.背中をこする
 3で手を当てた位置で、上下に手を動かして、背中をこすります。

温かくなるまでこすってください。

注意点
 電気製品を使用した保温グッズを使うと、電気の邪気によって、腎臓が弱ります。

電気カーペットやこたつ、電気湯たんぽ、電子レンジで温めるホットパックなどは、使わないことをお勧めします。

まとめ

 尿漏れが起こる原因は、腎臓の元気が低下することで起こります。

そのため、まずは腎臓を温めて元気にすることが重要です。

ご紹介した方法をぜひ試してください。

写真は、タイのピピ島行きの船。また、タイに行ってきます。

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