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エレガントな日常/清潔男子2人に喜ぶ

朝から嬉しいことが2つありました。

一つ目は気になっていたことが人様のお力にて楽々解決できたことです。

早起きをしました。

6時台に起きるなんていつ以来なのか思い出せないほどに遠い昔です。

電子レンジを粗大ゴミへ出すためにマンション指定の場所へ置きにいかなければなりません。

その前に管理人さんから台車を借りるため早起きをしました。

8時に出勤される管理人さん。

タイミングを見計らないと見失ってしまうので出勤時間ジャストに突撃です。

(各階のお掃除へ行ってしまうから)

家計簿/『切れてるチーズ』なかった。残念。


「おはようございます。粗大ゴミを運びたいのですが台車をお借りできますか」

清潔感のある優しい雰囲気の中年男性が今日の管理人さんです。

(マンションの管理人さんは毎日変わります)

台車はありませんでした。

事情を知ると

「もしよければ私が下まで運びますが」

と、管理人さん。

(えぇっ?!や、、、やったー!)


そのまま一緒に私の部屋まで来てくださり

「あぁ、コレですね」

玄関に用意していたレンジをヒョイと持ちあげると歩き出します。

ご年齢からすると60代にお見受けしたので、

(こりゃ腰をやられたら申し訳ない)

と思い2人でウンセウンセと運ぶつもりでいました。

「大丈夫ですか。腰を痛めませんか」

と声をかけたところ

「大丈夫ですよー」

無理をされているようには見えなかったのでそのまま甘えてエレベーターボタンを押して深々と頭を下げてお見送りしました。

(やったやったー!運んでくださったのも嬉しいし、ご好意に甘えることが出来た私もアッパレ!)

私は何日も前から今日の台車のことやゴミ出しがスムーズにいくのかソワソワしっぱなしでした。

(6時台に起きちゃうぐらい私の中では大イベントだったの)

「明日の担当(管理人)へこのレンジを外に出しておくようメモ書きにて引き継ぎしておきますね」

わぁ。

なんて安心する言葉でしょう。

区の回収は明日なのですが粗大ゴミの場合、私は寝坊したり重くてモタモタして間に合わなくなるのが心配です。

たいていは管理人さんへ一声かけて前日に陰のほうに置かせてもらっています。

あぁ、優しいかたでよかった。

晴れ晴れとしました。

マヨ+コショウが合う〜


そして2つ目の嬉しいこと。

同じ階にめちゃくちゃ清潔感のある人が引っ越してきたのです。

台車を借りようと玄関を出る前にいつもの「人影チェック」をする私。

ドアの覗き小窓からいやらしい目つきで廊下を見渡します。

隣の住人とかち合わないかのチェックです。

電話ボックスほどの小さなエレベーターでヤツと一緒に乗るのは勘弁だから。

小窓を覗いたら別の部屋から人影が出て鍵をかけている姿が見えました。

(あれ?あの空き部屋にもう人が入居したんだ)

スーツを着たサラリーマン風に見えましたが私の老眼+覗き小窓からは詳細は見えません。

彼がエレベーターに乗り込んだところを確認したら私も玄関を開けてエレベーターのボタンを押し待ちました。

(どんな人にしろ狭いエレベーターに一緒に乗りたくない)

1階から昇ってくる数字をボーっと眺め私の目の前に到着。

(あ、誰か乗ってる)

と思う瞬間その人はエレベーターから降りてさっきの部屋へ入っていきました。

忘れ物か何かを取りに来たようでした。

いつも人がいたら挨拶をする私ですが言葉が出てきません。

なぜなら、、、

「その人がハイレベルのオシャレさんで、自分の手抜き加減に急に恥ずかしくなったから」

です。


いやぁ。

待ってましたよ。


こんな人が同じマンションに住んでくれることを。

髪型はビシッと決まっていて、タイトな黒のスーツは体にきちんとサイズが合っています。

全身隙ナシ。
360°どの方向から見ても完璧な美しさ。

この人が鏡の前でスーツのホコリを1ミリたりとも見逃さない身支度をしている姿が想像できました。

私はと言うとゴミ捨てだからこの格好でいーかというものでした。
髪型も疲れたおばさんヘアー。

こういう時って必ず

「手抜きした自分」

を恥じることが起きてしまうもんですね。

360°どこから見ても何かしら乱れている私でした。

つい先日だって私の憧れの87歳セレブマダムにバッタリお会いした時も部屋着ジーンズで大後悔。

(外は暗いからいっか。近所だからいっかという気持ちからの手抜き)

その翌日からはどんなに近所だとしても外出用ジーンズを履く習慣をつけていたのです。

(誰が見てもその2つのジーンズの区別はつかないけどね)

なのにまさかのまた恥ずかしい思い。

マンション内で起こるとは、、、

ミジメな気持ちになったのと同時に、いよいよここの住人はバージョンアップされてきたと喜びました。

(汚い陰気なオッサンばかりだったから)

しばらくして私は同じ階の住人たちについて思い返してみました。

相変わらず女性が住んでいなくて寂しいのですが、

「普通/それ以上」

の清潔感があるかた+マナーのある方々に入れ替わりました。

タバコ臭くて陰気で小汚いお隣さんも激変しました。

(救急車で搬送されたあと、どうやらタバコを控えたと推測)

先日もお隣さんとバッタリ1階で会ってしまったのですが別人かと思うほどに顔が明るく目つきもパッチリしていました。

何より服からタバコ臭がしません。

大声のクシャミやパソコンの大きな音声も無くなり私はいつしか快適に眠れていたことを思い出しました。

一方で私はといえば、、、。

お隣さんに対する態度は変わっていなくて、見かけただけで目は曇り、口はへの字、眉間にシワを寄せてうつむいてしまいます。

(コンニャロー。タバコや音で不快な思いさせやがってー)

という気持ちからです。

彼は私が郵便受けをチェックしている間エレベーターを開けて待っていてくれました。

私は一緒にエレベーターに乗りたくないので時間稼ぎにゆっくりと郵便受けを見ていたのに爽やかな表情で待っていたのを見てビックリ!

咄嗟に

「あ、お先に行かれてください(郵便チェック終わってませんから)」

と言って追い払いました。

わはは、、、

いつの間にか私が同じ階で1番薄汚い格好で心に闇を抱えた住人になっていたようです。

(せめてヘの字口はやめよっと)

条件反射のように豹変する私

午前中、ネイルサロンへ行きました。

今日は足の爪のケアです。

5週間に1度のペースにて爪を切って甘皮を整えて磨いてもらっています。

5週間の間、特に不潔な感じもしない足の爪でしたがお手入れをしてもらうと全く別モノ!

健康的で清潔感あふれる活気のある足先に大変身です。

そこでハッと今朝のことを思い出しました。

管理人さんも新しく入居したオシャレ男子さんも「清潔感」が滲み出ていました。

その雰囲気はこちらに好印象を残してくれました。

オシャレさんは素人とは思えないほどの見事なヘアセットを決めていましたが、管理人さんはいたって普通の男性のヘアスタイル。

お二人に共通していたのは

「定期的に散髪している」

ような髪でした。

(やっぱり髪だよなぁ、毛先大事よ)

(爪だよなぁ、爪先大事)

と、毛先足先手先を制する者は周りに安心感と信頼感をもたらす、と思ったのでした。

(実際整えておくと運気も上がるっていうしね)

私は今日もエレガント。

2日連チャン。
カリフラワーとパスタのクタクタ煮
カボチャと小豆の煮物。
デーツ3粒をみじん切りにして投入
あーん。美味しいよー。
バームで手の爪と指の保湿。
キャンドルの灯りで優雅なひととき

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