ミニマリスト。ヘアカット、グアテマラ、チェー。
会計時のことです。
千円札3枚を差し出すと2枚返されてしまいました。
「いや、今回から定価でっていう約束ですよ」
と私。
「いえいえ....たいしたことやってないですから...(小声)」
と美容師さん。
「だって今日そのつもりでカットもお願いしたのに。3千円って言ってたじゃないですか」
「....(ニコニコしながら2千円返してくる)」
「えー?約束しましたよね」
と、私は返された二千円を無理やりレジの中へ押し込もうとしました。
(オバサン同士の会計時の"私に払わせてちょうだい"の一幕そっくり!)
さすが相手はオバサンじゃないので反射神経抜群。
レジねじ込みは阻止されました。
「約束でしたよ〜」
「返されたらこの二千円で何か買ってきちゃいますよ」
「私お金が入ることになったんですよ(まもなく貧乏から脱出するのよ)」
私もムキになってとにかく何でも言い放ちます。
こういう場合、押せば押すほど相手も頑なに拒否するものですね。
「頑固ですね〜。じゃあ今回は引き下がってあげますが次回は定価ですからね」
美容師さんは終始ニコニコとしていつものように心からの挨拶をして見送ってくれました。
(ありゃ、先方の決心も固そうだ。このまま千円だったらどーしよう)
ですが、一方では私は疑ってもいます。
そう。
その美容師さんは「忘れん坊」さんでもあるのです。
天然な部分もある不思議さんなのです。
前回とか過去のことを覚えていないので毎回私のモミアゲツーブロック部分の長さが違います。
(ベストは1cm)
今日も話に夢中になってバリカンの長さ設定を確認し損ねました。
さっき鏡をみたらハゲのように短く刈られていました、、、あはは、、、。
(もしかして今日やったメニューも忘れていつもの千円だと勘違いしたのではないか)
次回はどうなるんだろうと考えながらの帰り道でした。
(よしっ。2千円浮いたからアレを決行するか!)
浮いたお金で美容師さんへ何か差し入れを買うなんてすっかり忘れてしまいました。
スタバにて「グアテマラ」を試しました。
note繋がりで、コーヒーにとても詳しい『山林』様から教えていただきました。
私は普段ダークローストの
「エスプレッソロースト」
を愛飲しています。
ですが山林様曰く、昨今の世界のダークロースト派たちはミディアムローストに変わりつつあるとのこと。
(ザックリの説明ですみません)
その波に乗ってみたい!
と思ったのでした。
とは言え、いきなり豆を買うのは勇気がありません。
私はコーヒーとチーズに関しては超慎重派。
口に合わないものを買ってしまうと凹んで悔しくなるのです。
¥500も出しての試飲は割高ですが私にとっては真剣勝負。
猛暑の中、テラス席を陣取りました。
初めて入る店舗のスタバ。
行き交う人間ウォッチングを楽しみました。
「プレスサービス」にての注文なので時間がかかります。
ですから堂々と優雅に席へ運ばれてくるのを待ちました。
キタキタ!
うん、見た目よし。
クンクン。香り期待大!
ゴクリ。
(なんじゃこりゃー!!薄い!水じゃないか!)
(山林様、ごめんなさい)
酸味のバランスは最高でした。
これはグアテマラへの偏見がなくなったので試してみて良かったです。
でも、、、こんなに薄く感じるなんて。
私は普段どれだけパンチのあるものを飲んでいるんだろうと、そっちのほうも驚きました。
山林様、ありがとうございました。
おかげさまで大冒険をして少しだけ殻を破ってのコーヒーの旅もこれから楽しもうと思えました。
(また懲りずに教えてくださいね!)
そんなわけで次回も定番の
「エスプレッソロースト」
を今日浮いたお金で買うことにします。
(アレ?美容師さんへの差し入れは、、、ま、いいか)
それにしても今日は真夏の洗礼を受けた日でした。
買ったばかりの風通しのよいサマーワンピースを着るのは辞めて、ジャージ素材のタイトスカートを履きました。
(ワンピースは上半身をヒモだけで支える形。マキシ丈のため裾を踏む心配→踏んだらヒモがちぎれてズリ下がる恐れ→警察に通報される恐れ)
いやぁ。
ジャージ素材は罰ゲームのように暑かったです。
やっぱり麻素材のワイドパンツが欲しくなりました。
(麻は風が通って気持ちいいのよね〜)
ミニマリストとしてアイテムが増えるのは葛藤ですが熱中症は怖い。
(前向きに検討してみよっと)
猛暑でクラクラしながらの帰り道。
信号待ちをしていたら向こう側にティッシュ配りのお兄さんが見えました。
私はそこを通るのが急にイヤになってしまいました。
(来る、来る〜とお互い見ないふりしているひとときに耐えられない私)
進路を変えて遠回り。
滅多に行かないスーパーへ向かいます。
遠回りをして正解でした。
安くて甘いとうもろこしゲット。
しかもアボガドもセールで激安。
さらに買おうとしていたオレガノもありました。
このオレガノはトルコ製です。
トルコ語で「kekik(ケキッキ)」といいます。
トルコのレストランのテーブルにはたいていkekikが置いてあります。
昔住んでいた時は注文したスープに入れるのが大好きでした。
(特にレンズ豆のスープ!)
このkekik、日本語にすると
「タイム」
と訳されていたり、
「オレガノ」
と訳されていたりでした。
私の中でも一体どっちなのか分かりませんでした。
ですがこのオレガノを見つけた時に
「kekik=オレガノ」
ということがやっと判明したのです。
それ以来このメーカーのトルコ製オレガノを愛用しています。
汗だくで帰宅して料理を作るのが億劫です。
でも、こういう時に限って素材と素朴な塩だけの味が食べたくなるものなんですね。
ヘトヘトになりながら作りました。
そして!
これも初挑戦。
ベトナムのスイーツ
「チェー」
もどきです。
暑い暑い日。
エアコンの恩恵に感謝です。
今夜は何時間のタイマーにして寝ようかなぁ。
私は今日もエレガント。
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