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やっぱり書こう

さまざまな思いが交差する日。

日本や世界の各地で人びとの感情の振り子が大きく揺れている今日だと思います。

今日は実家が流された日。

今日は私の誕生日。

さぁ。

私の感情の振り子はどこへ揺れるのか書きながら興味津々です。

なぜなら、あまりにも自分の中に情報がありすぎるから。

大まかにはポジティブな思い8割。

あとの2割はネガティブな思い。

たまに思い出しては感動で胸が熱くなることがたくさんあります。

当日一人暮らしだった母が犬を連れて高台へ逃げ切れたこと。

愛着もない実家がサッパリとなくなったこと。
(両隣りは流れないのにうちだけ無くなる不思議)

あ。
手が止まりました。

きっとこれ以上の大切なことは私にとってはないのだと判断しました。

他にもたくさんの人と人との感動と、胸が痛くなるエピソードはあります。

ですが、それはわざわざ書くまでじゃないなぁと感じました。

震災の5日後、母が生きていることをネットで知り、10日後に迎えに行く事ができました。

あ。涙でてきた。

(やっぱりそっちの感情に揺れたんだ)

私は誕生日でさえも親しい人以外に公表はしたことがありません。

でも、何か、ありのまま書きたいと思ったのです。

(涙でスマホがボヤけてきた〜)

今、私は大都会の真ん中で流された実家とまったく同じ番地に住んでいます。

(○-○-○番地、すべて同じ!
こんなことってある??)

どうして愛着もない実家と同じ番地に住んでいるんだろう。

(内見した時から、この住所は勘弁だわ〜って思ってたのにここが1番良い部屋でした)

どうしてこの日を選んで私は生まれたんだろう。

(人は生まれてくる前にちゃんと誕生日を決めてくるそう)

数字の不思議です。

さっき毎週土曜日に繰り出される市場に行きました。

いつも決まっている農家さんが今日は珍しく出店していなくてガッカリ。

そのかわりに初めて出店されたという薔薇屋さんに目を奪われ、
美しいピンクの薔薇を買いました。

帰り道に、

「あ、今日わたしの誕生日だ。
自分でバラを買ってるなんて寂しすぎる〜トホホ」

と、自虐的に思いましたが、バラのエネルギーがわたしの何かを押してくれました。

そして、こうしてnoteに書かせてもらいました。

この美しい花と一緒に過ごす私は
今日もとってもエレガント。



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