ミニマリスト。豆絞りに思いを寄せる。
今日も朝からチョキチョキ作業です。
色褪せてしまった「ふきん」の活用と、新しい「ふきん」作りに頭を使っています。
悩みに悩んでまずは1枚だけこのカットに。
今までは「手を拭く」ものと「食器拭き」を色別にて分けていました。
ですが、どちらも水分を拭くだけ。
基本的に私は汚い手をこれで拭きません。
ふきんは毎日洗っているし、この際同じでもいいかなと試してみることにしました。
(別々に使うけれど、ふきん自体は同じ物を使い回すことに)
色が統一されてキッチンにまとまり感が出ました。
特にシロモノ家電にはこの白地の"豆絞り(まめしぼり)"がしっくりと合います。
豆絞りとはドット柄の日本手ぬぐいのことです。
さて。
お次は今まで使っていたものを何に使うかです。
(こういうこと考えるのってエレガントなひとときで好き)
配属変えを練ります。
足拭きマットにもしたい。
オシャレ雑巾にもしたい。
台所関係でまだまだ使いたい。
迷うな〜。
決まった!
ちょうど使い捨てのペーパーがなくなりそうなので、今後はこの布で代用してみようと思いました。
野菜の水分を拭いたり、
食卓でのナプキンにしたり。
グレーのふきんだけは汚れてもよい「流し台用」にしました。
このくらいストックがあれば、気兼ねなくバンバン使えます。
「食卓用のナプキン代わり」
は、とても便利です。
ティッシュをほとんど使わなくなりました。
私は毎朝のルーティンとして、ふきん類のセッティングをします。
まずは、洗っておいた3枚のふきんを引き出しから取り出します。
1枚目は手拭きとして
2枚目は食器拭きとして
電子レンジの取手へ掛けます。
3枚目は布ナプキンとして、テーブルに置きます。
手づかみで食べる時には手をふきふき。もちろんお口もふきふき。
動画を観て胸が熱くなったら涙をふきふき。ついでに鼻水だって拭いちゃう。
(微量鼻水の時だけね。大量の場合にはティッシュ登場)
この布1枚で1日持ちます。
そしてこれらは毎日洗濯機へポーンと放り込みます。
(はい。下着と一緒にポーンですがナニカ問題ありますか)
あ、そうそう。
ハンカチとして持ち歩きもしています。
私の住んでいるところは外に洗濯物が干しづらい環境です。
その点を考えると日本手ぬぐいは室内でも乾きやすくて重宝します。
何よりも好きな大きさにカットして使えることにトキメキを感じます。
(日本人の知恵ってすごい!)
ちなみにこの豆絞り。
いつの日かパリッとした新品のものを頭からかぶって「安来節」を踊るのが夢です。
安来節をご存知ないかたは
「どしょうすくい踊り」
と聞いたらピーンとくるのではないでしょうか。
私は踊ることが大好きなのです。
ちゃんと習ったことはないけれど
なんちゃってバレエ
なんちゃってタップダンス
なんちゃってベリーダンス
なんちゃってサルサ
(結構上手いと思っている)
フラメンコやジャズダンスなどなどたいていの踊りの真似をしてはたま〜に1人テンション高くなる時があります。
(哀愁ある姿だよなぁ)
唯一習ったことがあるのは
「ストリートダンス」
あれだけは昭和のグルーヴ感しか持ちあわせていない私には過酷でした。
残念ながらヒップホップ系は私のダンサー魂には響かず。
何回か参加したものの、すぐに辞めてしまいました。
社交ダンスも大好きです。
結婚していた時に元夫を口説き落として「社交ダンスお試しレッスン」へ行ったことがあります。
なぜダンス下手な夫を無理矢理連れて行ったかというと
「他の男性とベッタリくっつくのがイヤだから」
そう。
私は「心を許した人」じゃないと体を触れられるのがイヤなのです。
お試し社交ダンスレッスンでは試練が待っていました。
講師の先生の言葉に耳を疑いました。
「では皆さん、今度はパートナーチェンジをして踊りましょう!」
(え?今なんて言った、、、、)
「さぁ、女性の皆さん、一歩ずれて殿方の懐へ入ってください」
私は昔、自分の本音を隠すことを当たり前として生きていました。
相手の気を悪くさせないよう全力で頑張りました。
パートナーチェンジは結局全員と踊ることになり、私は数人の殿方の懐へと飛び込みます。
(全員心を許してない人たちによ!)
自分を殺してお試しレッスンを乗り切りました。
元夫へすがるような目をしてそそくさと退散。
帰りに車の助手席では両手の平を上に向けて宙に浮かせたままの私です。
ショッピングモールのお手洗いへ駆け込みました。
もちろん、、、
手を洗うため、、、。
(あー!スッキリしたぁ〜)
大好きな社交ダンスを習う夢は絶たれました。
唯一救いだったのは、お一人とてもダンスがお上手な殿方がいて、そのかたとのダンスは素晴らしかったことです。
男性のリードが上手だと女性は何も考えずに自然に体が軽快に動く(動かされる)のでした。
あの体験はもう一度してみたいなぁと思うことはあります。
それに比べて安来節は私にピッタリ!
1人で踊れるし、2人踊りもあるらしいけれど手を繋いだり、懐へ飛び込むこともありません。
あの踊りの高度な技術を真似してみたい!
高等テクニックで人を笑わせてみたい!
(でもYouTube観ながら一人で練習するのはちょっと、、、)
数年前に都内で1人暮らしを始めた時に「安来節教室」を探しました。
それっぽいのはありましたが、すでに終了していてご縁はありませんでした。
私の理想は簡単な1日講座。
(先のスケジュールが決まってる長期の習い事はストレスだから)
"お試しどじょうすくい"でいい。
だって、もしかしたら体験したら気が済むかもしれないし、ガッツリ習いたくなったら、その時は弟子入りをすればよいのですから。
(誰に??)
豆絞りの新しい日本手ぬぐいが届いた時、広げて頭にかぶってみました。
(うん!私、こういうのかぶらせたらピカイチ。輝くんだよなぁ。...不本意だけど)
「絶対叶えたい!」
とまではいかないけれど、たま〜に思い出す私の密かな夢のご紹介でした。
いやぁ。
ほんの15分くらいの外出でも暑さからくる体へのダメージはすごいですね。
都会は足元から暑さがきます。
今夜も早く寝ようかな。
私は今日もエレガントに過ごしています。
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