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ふふふの終点

出展してみてよかった

終点はどこにあるのか

新潟で3日間行われた「ふふふのZINE」に出展してみた。人生初のZINEを初イベントに。人前に出すのはとても勇気が必要だったけど、いろんな感情が生まれてきたし良い機会だった。

行ったことのない遠くの場所で、素敵な作品と一緒にZINEを並べてもらえて不思議な感覚。Twitter越しでも伝わってくるような暖かな雰囲気の中に置いてもらえてありがたかった。和ばんそうこうを購入して下さった方がいたみたいで嬉しかった。興味を持っていただけたなんて。ありがとうございます。SNS上ではあるけど、新たな世界が広がった思う。

でも1冊しか手にしてもらえなくて、返送されてきたのは予想通り凹んだ。自己満足で作ったからまあそうだよね、と納得する部分はあるけどやっぱり悲しい。内容にもカタチとしてのクオリティにもお値段にも問題があるんだろう。イラスト集でもレシピ本でも専門書でもなく、ジャンル不明はよく分からないものだし。

最初はZINEを作ることが目的で、カタチにできただけで満足してた。けど、せっかく作ったなら誰かに見てほしいし手にしてほしいって欲が出てきてしまった。よくないね。でもさ、って思っちゃう。どんどん贅沢になってきそう。承認欲求が高まってきてるのかも。あーよくない。一度膨らんだ気持ちは元に戻せるだろうか。

人に届けられるだけのクオリティのものがお前にできるのかって話だし、世の中の需要に添えるようなものなんて生み出せない。目に留まるような文章や絵なんて書けないよ。そもそも脳内のものをカタチにしたら自己満足のものしかできないのよね。イヤなのに自分がでちゃう。控えめだとは微塵も思ってないけど、認識しているよりもだいぶ自己主張強めなのかも。そこはしょうがないところなんだと受け入れるしかないのかな。

また人前に出すのが怖くなってきた。まだ1回だけではあるけど、今後もずっと同じような気持ちになるのかなって思うとね。絵柄とかガラッと変えられる訳じゃないし。続けてやっていくか悩ましいが、すでに出展の申し込みをしちゃってるイベントがあるからな。作りたい欲は湧いてこなくていいのにムダにあるし。

最初から出来るような器用なタイプじゃないから、初回は失敗がたくさんあったってことで。成功ってなんだよって感じだけど。やりたいことをやれて、そのまま出せたのはよかったかな。もう少しこのままやってみるなり、ちょっと路線を変えてみるなり試してみるか。やりたくてやってんだから。

そのうち飽きるだろうから、それまでぼちぼちやってこ。

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