賃貸派の私が思いつきから2ヶ月で家購入、リノベした話 vol.2
vol.1では、賃貸派だった理由と家の購入を考えはじめたきっかけについて書きました。
今回は購入検討するための調査とおうちの要件定義について綴っていきます。
おうち購入のための調査
おうちを購入するとなった場合、私はローンを組む必要があったためまずは本を3冊読みました。(読んだ本を末尾に載せます)
本からは銀行の探し方、ローンの借り方、返し方、住宅ローンを借りるために用意しなければならない現金、年収に対して何倍まで借りられるものかなどを学びます。
その結果、私の年収でも必要な住宅ローンが借りられそうなことがわかったので、想定している予算で自宅近辺に物件があるのか確認しました。
地元密着系の不動産屋さんに出向き、このくらいの予算でこのくらいのスペックの物件は存在するのか聞いたところ、あると回答をもらったためここで気持ちは購入にぐっと傾きました。
おうちの要件定義
おうちの要素にはリノベで変えられるものと変えられないものがあります。私はリノベを前提として物件探しをしたため、まずは変えられないものの要件を整理しました。
変えられないものの要件
リノベで変えられないものとは、立地や採光面、築年数などです。私は以下をMust条件としました。
ハザードマップでリスクが低い土地
保育園まで自転車で15分以内
エレベーターがある
家族の一員である猫が飼える
2階以上4階以下
窓からの景色が抜けている
築20年以上のマンション
60平米
一つずつみていきましょう。
ハザードマップは言わずもがなですが、私の住む東京の西側は1万年以上前から大地だったエリアが多くありリスクの低い土地を選びやすかったです。
保育園までの距離、エレベーター、猫は記載の通りで、階数は1階だと売るときに売りにくい、5階以上だと災害時に上り下りがつらいということでその間で考えました。
窓からの景色は、実際に複数の物件に住んでみて私には重要だと思ったポイントでした。隣の建物まで窓から手を伸ばせば届くような物件は火災時のリスクも高いですし、単純に近すぎて好みではありません。
室内から窓をパッと見た時に開けた感じがあり、空や自然が視界に入るとベストと考えていました。
築年数は20年ほど経つと価格が下げ止まる傾向にあるため、価値が安定した物件に狙いを定めていました。そのくらい経過していると大規模修繕などがひと通り終わっているため、そのマンションの管理状態がわかりやすいという点やフルリノベ済みの物件も出てくるため新しい設備を使える点もメリットです。
広さは、40平米と80平米に住んでみた感覚と売りやすさ、3人家族での必要最低限の広さ(40平米)を参考にしました。私はモノが少ないので80平米だと使われていない空間がそこそこあり、その床面積に対してお金を使いたくないので60平米で十分と考えました。
変えられるものの要件
リノベで変えられるものは居室内の設備です。このうち私がMustにした要件は以下です。
浴室乾燥機
ビルトイン食洗機
ファミリークローゼット
これらは日々の思考量を減らせるアイテムです。
私は洗濯するとドラム式洗濯機で乾燥までしますが、ニットや防水シーツなどは浴室で干しています。これがベランダに干すとなると、天気や時間といった自分でコントロール出来ない要素も考えなければいけません。
食器洗いとは、何から洗い、何からすすぎ、何をどうカゴに収めるかを3回も考えなければならないパズルです。食洗機があれば何をどこに入れるか1回考えるだけで済みます。そしてビルトインであればキッチンを広く使えます。
ファミリークローゼットは、家族の荷物をまとめて収納できる大きいクローゼットのことです。洋服だけでなく食品や日用品までほぼ全てのものをファミリークローゼットに収納することで、これはどこだっけ?と考えることをなくそうとしていました。
このように日々の思考を減らすことで仕事や育児、旅行などの有意義なことを考える時間を生み出そうとしました。
情報収集に使ったソース
おうちの要件定義にあたり、私はセミナーと本の内容を参考にしました。
ゼロリノベセミナー
私が実際にマンション購入とリノベ施工をお願いした会社のセミナーです。PRではありません。住宅ローンで絶対に損したくない人が読む本
私がタイトル通りの人だったので手に取りました。具体的にローンのことが学べます。この情報があったので、融資を受ける際に銀行員から説明されることが理解でき、自分にとってどの住宅ローンが良いのか判断出来ました。家を買うときにお金で損したくない人が読む本
ひとつ上の住宅ローンの本と同じ著者です。住宅ローンの本が良かったので、この人が家を選ぶときに何をポイントにしているのか知りたくなり読みました。東京で家を買うなら
私は都内でマンションを買いたかったのでピンポイントで家の選び方が記述されていて参考になりました。
今回はおうちのMust要件について書いてきました。次回は番外編として、実際に使ってみた結果Must要件から外した設備を紹介していこうと思います。
お楽しみに!
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