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私はあみ、だ。 もう、隠さない。隠れない。

ランチ。

混んでて、
空いてる席に座ったら、
目の前に
掛け軸。

お釈迦様は
上から
いつも見ている。

上とか下とか
上下関係はダメって思ってた。

自分を下に下げないと
嫌われるって。
どんなんなーん、わたし。

雲の上から自分を見る感覚はあったの。ずっと前から小学生の頃から。中学生のとき友達関係に悩んで、悩んで、馬鹿になれみたいな本を読んで、下に降りなきゃって思ったの。

馬鹿になることは、自分の賢さを隠すことだって。
どんなんなーん、私。
そしたら好かれるって。

好かれたよ、
みんなと仲良くなったよ。
でも自分のことは好きになれてなかったよ、
気づいてなかったけどドンドン自信をなくしていったよ。

県内一番の高校に合格しても、東京の有名私大に受かっても、私はすごくない、すごいのは学校だ、努力しなきゃ鎧が剥がれそうでもっともっとがんばったよ。

人に嫌われることだけが怖かったよ。でもさ、私の名前はさ、あみ。私はあみ。私はあみだ。私は阿弥陀。

そう思ってみたよ。
どんなんなーん、私。

雲の上から見る感覚。それは上から目線じゃなくてもっと高いところから、俯瞰して見るってことじゃない?

それぞれのペースはあるけれど、大切なのは自分のペース。それを把握するために高いところから見下ろす。見下すじゃなくて。

高いところにいる人を敬うのか、
高飛車だと思うか、
自分もそこに行こうと思うのかは彼次第。

だから私も私のペースをつかもう、
鼓動を感じることに集中しよう、
私を知ることが
彼を知ることに
つながることを、

もう忘れずに
ずっと忘れずに

いつだって、人生はものがたり。〜闇を解いて光に。毒出し腹割りエッセイ〜

京都OLライター森中あみのカッコよくない日常

ありがとうございます! ひきつづき、情熱をもって執筆がんばりますね!